昨年の定期演奏会からあっという間に1年。昨日、今年の定期演奏会を無事に終えることが出来ました。
不安だった空模様は、お客様をお迎えする頃には雨が上がり、ホッとひと安心。
開演後はオープニング「夏は来ぬ」、第1部「混声合唱組曲『海鳥の詩』」、第2部のゲストの中島晃さん、中島彩知可さんによるヴァイオリンとピアノの演奏、第3部の企画ステージ「2024開幕!」と、今までの練習の苦労を感じる間もなくプログラムは進んでいき、気付けばエンディングの「リフレイン」を歌い終えていました。
今回は新入団員も多く、中には2ヶ月弱で本番を迎えた人も。ベテラン団員の支えもあり、皆が一丸となって練習に取り組んできました。こうして迎えた今年の定演。お客様からいただいた大きな温かい拍手の感動を胸に刻み、団員一同また1年後のステージに向かって歩んでいく気持ちを新たにしました。
今回の定期演奏会の開催にあたり、ご協力くださいました各方面の皆様、団員の活動を日頃より支えてくださるご家族の皆様には、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
来年は昭和35年の創立から数えて65年。さらなる飛躍を目指します。今後とも伊万里合唱団をよろしくお願い致します。(指揮者N)
定期演奏会の選曲にあたり伊万里合唱団では混声合唱組曲をプログラムに入れることが定番となっています。
今回挑戦した作品は北海道が舞台の「海鳥の詩(うた)」。最初に登場する海鳥はオロロン鳥です。チドリ目・ウミスズメ科に分類されるこの鳥の正式名称はウミガラス。北海道ではその鳴き声からオロロン鳥と呼ばれています。
このオロロン鳥はペンギンに似た姿をしていることから、本番当日のリハーサルでは指揮者Nさんがペンギンの形をしたお菓子の箱を舞台に並べられ、私たちはそれを視界に入れながら歌いました。本番終了後、実際にお客様から聞いた感想は概ね好評でした。スポーツの世界でもそうですが、イメージトレーニングは重要ですね。ちなみに箱に入ったクッキーは団員に配付されました。
あの手この手で工夫をしながら、これからも私たちは音楽性や実力アップに役立つ様々な「混声合唱組曲」を歌っていきます。(管理人)
1週間の休養を挟んで、久しぶりに団員が再会しました。演奏会の折にカステラをいただいたことから、お茶の先生(アルトパート)の提案で練習に先立ち、お茶会が催されました。
茶せんを手にスナップを利かせてシャカシャカと素早く泡点てると、まろやかで香り豊かなお抹茶のできあがりです。「お茶ってこんなに美味しかったんだ!」と毎回思います。
そのあと、演奏会を振り返り、一人ずつ気付きや反省を発表しました。皆さん謙虚で向上心にあふれていて頭が下がります。
練習時間の後半は指揮者Nさんが楽譜を配付された「犬のおまわりさん」を練習しました。童謡だと侮るなかれ。混声四部合唱は簡単ではなく、すぐには覚えることができません。でも練習を重ねて音楽になっていく過程も合唱の醍醐味といえるでしょう。
1年後の演奏会に向けた新たなスタートです。(管理人)
7/5の金曜日、就寝する時になって激しい悪寒…
エアコンが寒いのかと思い、消してから寝たものの、翌朝は、全身が倦怠感。
もしやと思い熱を計ると38度台前半だったのですが、念のため2年ほど前に買って使っていなかったコロナの検査キットで検査したところ、まさかの陽性反応…
数年前の流行から、罹患したことがなく、初感染!!
家族に感染させない様に、寝室に引きこもると共に、職場にも連絡して週明けから休みをもらう羽目に。
半年以上前とはいえ、ワクチンを打っていたからか、わずかな時間だけ39度を超えただけでしたが、倦怠感は4日間程続きました。
気になるのは、体調が戻った後に、急に聞こえが悪くなったこと…
時間が経てば戻るのかわかりませんが、少し嫌な感じです。
最近、再流行している割には、以前の様に世の中が感染対策をしている訳では無いので、皆さんもお気をつけ下さい。(テナーYN)
定期演奏会から定期総会までの約1か月間は役員体制が流動的なため、本格的な練習というよりみんなが楽しめる基礎練習を中心に行っています。
「いぬのおまわりさん」もそのひとつ。主旋律ではない部分はなかなか覚えられないことから自主練習をして前回の練習に臨みました。ある程度形になってきたところで「指揮をしたい人はいませんか?」と指揮者Nさんからの提案。誰もいないならということで挙手をされた団員が指揮者体験をされました。きちんとリズムを刻みながら表情もアクションも良かったと思います。私も以前同じようにやったことがありますが、同時に考えなくてはいけないことがあり過ぎて難しいですね。改めて指揮者のご苦労がわかります。
また、この日は先週見学に来られた女性が正式に入団されました。パートはアルトです。さっそく斜め前に座る私の席にも歌声が聴こえています。現在34名、まだまだ募集中です。(管理人)
今週の練習でも最後に指揮者体験コーナーがありました。今日の主役はベース杉本氏。舞台袖方向から入場し、客席に向かって一礼。団員の方へ振り返ると楽譜(いぬのおまわりさん)を開くようジェスチャーで求めました。本格的です。
まずはピアニストとコンタクトを取り前奏が始まると、指揮は軽快さを増していきます。要所要所で各パートに合図を出す余裕があるだけでなく、2番ではあえてテンポを落とす工夫まで見せました。それら全ての仕草が滑稽で思わず吹き出して歌えなくなるほどです。
曲が終わると団員から大きな拍手が沸き起こり、本人はご満悦の様子でした。驚きの連続で本当に楽しかったひととき。敬意をこめて彼をこう呼びたいと思います。「遅咲きのマエストロ」(管理人)
今夜の練習時間の前半は我々の活動の中で大きな区切りとなる定期総会。委任状を加えると100%近い参加者のもと、事業報告や決算報告、規約の改正、役員改選などについて議案の審議を行っていただきました。
この中で、指揮者とピアノ伴奏者は続投で決定。来週の選曲委員会を皮切りに来年の定期演奏会の構成や曲目が決まっていきます。
また、今日は週末に誕生日を迎えるテナーNさんの誕生祝いをしました。御年(おんとし)48歳。年男ということでめでたさも倍増です。みんなでハッピーバースデーを歌うときは本人が指揮をしますが、彼も感心するほどさまになっていました。
指揮者A君もいるし、もしかして男声パート全員マエストロ(名指揮者)なんじゃないかという思いが頭をよぎっています。(管理人)