定演に向けた練習も追い込みに入ってきました。
明日を含めて残すところ練習は3回しかありません。
本番が楽しみな反面、寄せては返す波のようにプレッシャーが押し寄せてきます。
団員の皆さん! 体調管理に万全を期すとともに、ご家庭でも楽譜を開いて、指揮者から注意されたポイントを思い出し、イメージトレーニングに励んでくださいね。
そして、打ち上げで美味しいお酒を飲みましょう。(管理人)
伊万里少年少女合唱団の練習にお邪魔しました。
6月12日に開催する伊万里合唱団の定期演奏会では「アンパンマンのマーチ」や「翼をください」、「切手のないおくりもの」などを一緒に歌ってくれます。
玩具メーカーが行っている「子どもの好きなキャラクター」調査では、長年にわたり「アンパンマン」が不動の1位に輝いているそうです。
演奏会当日は客席の子ども達だけでなく、親の世代にも喜んでいただけることを期待しています。(管理人)
梅雨の季節がやって来ました。しとしと降る雨に濡れて、紫陽花の花がいっそう美しく見えますね。
紫陽花は、花の色が変化することから別名を「七変化」「八仙花」といいます。江戸時代に長崎に滞在したシーボルトは、愛する女性「お滝さん」の名前からこの花を「オタクサ」と名付けたとか。またフランスでは、「元気な女性」という花言葉を持つそうです。
そう言えば、「あじさい色に はなやぐ空…」の歌い出しで始まる合唱曲を思い出しました。「草原の別れ」(阪田寛夫 作詞/大中恩 作曲)という、ハーモニーが美しいアカペラの曲です。学生時代によく歌いました。伊万里合唱団ではまだ歌ったことがないような気がします。いずれレパートリーに加えられたらいいなと思います。(指揮者N)
今夜のステージ練習では、いつもの合唱の他、企画ステージで投影する映像のテストや、団員の立ち位置、演出など、細かい点の確認ができました。
本番が近付き、団員の集中力も増してきているように感じます。
昨年、テナーの山本さんが味わいのある手描きのポスターを作られ、好評だったことから、今年もお願いして作ってもらいました。半日がかりの力作です。
演奏会当日はこのポスターを市民センターの入口付近に貼ることになります。皆様ご注目ください。(管理人)
6月9日は「ロックの日」だそうです。ロック音楽というと人それぞれこだわりがあると思いますが、私にとってロックの神様はビートルズ(The Beatles)です。
歌謡曲にしか興味がなかった私が中学時代に友人の影響で初めてビートルズを聴いた時のショックは今でも覚えています。
高校生になると仲間4人で結成したバンドで全曲ビートルズのライブを文化祭でするほど熱を上げていました。
その当時、小遣いをはたいて買ったのが「The Beatles100」という373ページもある楽譜集。あれから30数年が経ち、かなりボロボロになっていますが今でも私のバイブルです。
伊万里合唱団には私の他にもビートルズ信奉者が2人いて、飲み会の2次会では呆れる団員を尻目に、ビートルズのカラオケで盛り上がります。(管理人)
まだ先の事だと思っていた定期演奏会ですが、明日が本番となりました。
全体での練習時間が十分に取れず、心配した時期もありましたが、団員の努力の甲斐あって何とか間に合いました。
今回は30回目の節目となる演奏会です。
これまで足を運んでいただいたお客様や、団員のご家族、そして伊万里合唱団を応援してくださる全ての方々に感謝の気持ちを込め、心をひとつにして歌います。
皆様に元気と安らぎ、感動を少しでも感じていただくことができれば幸いです。(管理人)
第30回定期演奏会が本日無事に終了しました。会場にお越しくださった皆様、また開催にご協力くださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。
演奏や運営については、反省すべき点も少なからずありましたが、終演後にたくさんのお客様から「楽しかった」「良かったよ」と温かいお言葉をいただき、指揮者としては少し肩の荷が下りた気がいたしました。
終わってホッとするのもつかの間、来年の演奏会に向けて1年がスタートします。これからも合唱の楽しさ、ハーモニーの美しさを皆様にお伝えできるよう、団員とともに頑張ります。そして、私たちの仲間になってみたいと思ったあなた、練習室を訪ねてくださるのをお待ちしております!(指揮者N)
6月18日(土)から8月31日(水)まで、今年も大川内山「風鈴まつり」が開催されます。
今日の仕事帰り、大川内山に行ってみると、すでに多くの風鈴が各窯元の店先に飾られていました。
重厚感がある大きな風鈴から、小さいお猪口のような風鈴まで種類も様々。風に揺られ、涼やかな音色を響かせています。
山の方からは早くもセミの鳴き声が聴こえてきて、夏の夕暮れ時にたたずんでいるような不思議な感覚でした。
まつりの期間中、「五感との出会い」をテーマに計画される様々なイベントのひとつとして7月24日(日)には「ボシ灯ろうまつり」が開催され、今年も私たち伊万里合唱団は少年少女合唱団の子ども達と一緒に歌声を披露します。
そして、日が沈んだ後には幻想的な灯ろうの世界をご堪能ください。(管理人)
今朝の新聞を開いたら、長崎の被爆遺構のうち「爆心地」など5ヶ所が国の史跡に指定されることになった、という記事が目に入りました。
その中のひとつの「山王神社二の鳥居」は、通称「片足鳥居」と呼ばれ、原爆の爆風で片側の柱を吹き飛ばされながらも、70年を経過した今日も一本の柱で立ち続けているものです。
昨年の市民音楽祭、先日の定期演奏会と私たちが歌い続けている「クスノキ」の歌詞に、この鳥居が登場します。
国の史跡となり保存されることで、原子爆弾の脅威や平和であることの大切さが、後世に伝え続けられることを願います。(指揮者N)
6月19日(日)今ではすっかり定着した感のある “T.S.S.伊万里” の『あじさいコンサート』に友情出演してきました。
前夜からの雷付き大雨もすっかり上がって上天気。お天道さんを味方につけての演奏会です。
伊万里市民図書館ホールは満席、邦楽愛好家で溢れかえっていました。良く練られた構成と、よく練習された内容は観客を引き付けて離しません。
十三絃、十七絃、尺八、三絃、ギター、太鼓、コーラスのコラボで織り成す音楽は人の心を揺すりもし、ほっこりもさせてくれました。
素敵なコンサートに参加出来て満足している男声コーラス陣、アンコールの要望に苦慮した結果、レパートリーを増やそうと衆議一決。さて、どのような効果を生んでくれるのか・・・・
このコンサートで今一つ特筆すべき事は尺八演奏家の大河内淳矢さんを伊万里に紹介してくれた事です。その音色にうっとりさせられた人も多いようで、次回が楽しみです。
終演後は(伊万里合唱団の)総務と二人打ち上げ会場にお邪魔し、美味しいお酒と音楽談義で時間が経つのを忘れるほど満喫させて頂きました。
その夜から再び雨・・・梅雨の晴れ間の楽しい一日でした。(バース福塚)
1年で最も昼間が長い日、今年は6月21日が「夏至」でした。
私は夏至の日の夜に必ず棚から出して聴くCDがあります。
それは、ドイツの作曲家メンデルスゾーンが書いた劇付随音楽「真夏の夜の夢」です。
「真夏の夜」というと日本では8月頃の夜を連想しがちですが、この作品では6月下旬の夏至の夜、聖ヨハネ祭の前夜のことを指しているそうです。
物語は全5幕からなり、結婚を控えた貴族の男女や、森に住む妖精たちによって織りなされる幻想的でユーモラスな作品となっています。
その中で最も有名な曲が「結婚行進曲」。トランペットのファンファーレで始まる、華やかでドラマチックなあの名曲です。
この曲に限らず序曲から終曲まで全てが管理人一押しの珠玉の音楽です。興味を持たれた方は是非お聴きください。(管理人)
昔、私が幼かった頃、夏が近づくとテレビからこんなセリフが聞こえていました。
「梅雨の晴れ間は五月晴れ、牡丹燈籠はおつゆさん」
三木のり平さんのキャラクターでよく知られた、某食品メーカーの「めんつゆ」のCMでした。他の言葉も入っていたんだと思いますが、この部分を今でもよく覚えています。おかげで、「五月晴れ」という言葉と、怪談・牡丹燈籠のヒロイン「おつゆさん」の名前は私の頭にしっかりと植え付けられました。
ここ最近の大雨とは一変して、今日は夏のような青空の広がる、梅雨の晴れ間でした。明日からはまた雨模様になり、激しい雨の降る時間もあるそうです。皆さま、くれぐれもお気をつけください。(指揮者N)
第30回定期演奏会のアンケートを集計した結果をご紹介します。
回答をいただいた139名中、3割は市外在住の方で、遠くは基山町や福岡県からという記載もあり、恐縮しています。
曲についてのコメントの中で目に付いたのが第1ステージの「ウルトラセブン」と第2ステージの組曲「母の手」でした。
男声合唱のウルトラセブンは知名度が高いことに加え、コミカルな仕草が良かったようです。
「母の手」は「自分の母のことを想い出して涙が出ました。」「(曲名にもなっている)いわしを食べたくなりました」「詩が素晴らしい。メロディもとてもきれい。感動しました。」といった感想などが書かれていました。
その他にも「クスノキ」や「アンパンマンのマーチ」「翼をください」「切手のないおくりもの」など多くの曲にお褒めの言葉をいただいたことから、概ねご満足いただけたのではないかと考えています。
「来年も来たい」と言ってくださるお客様のために、私たちは気持ちを引き締め、これからも頑張っていきます。(管理人)
旧暦では6月のことを「水無月(みなづき)」と呼びます。田植えのために田に水を入れる頃なので「水の月」という意味なのだそうです。「水の無い月」ではないんですね。
「水無月」という和菓子もあります。1年の半分が終わる6月30日を「夏越の祓(なごしのはらえ)」といい、半年間の災厄を払う風習がありますが、京都ではこの日に水無月を食べるのだそうです。白い三角形のういろうを氷に見立て、上に魔除けの意味の小豆がのったお菓子です。
九州は1月の大雪に始まり、4月の熊本地震、最近の梅雨にともなう大雨、と今年はたびたび自然災害に見舞われています。
夏越の祓の今日は、これから半年の無事を願うばかりです。(指揮者N)