1年間のほとんどの日に、何かしらの記念日が制定されているそうです。10月1日は何の日だろうかと調べてみたら、「コーヒーの日」でした。
毎日コーヒーを飲むという方も多いと思いますが、香りには気分をリラックスさせる効果があり、また成分にはポリフェノールなど健康に良い効果をもたらすものも含まれています。
ではコーヒーにまつわる歌は、と考えると、まず思い付くのは西田佐知子さんが歌い大ヒットした『コーヒールンバ』。少し時代をさかのぼれば『一杯のコーヒーから』という昭和14年のヒット曲もありました。「ハイカラ」という言葉が似合うこの時代、コーヒー1杯の価格は15銭(現在の350円くらい)だったそうです。
秋の休日は、好きな音楽を聴きながら、コーヒーの香りと味わいをのんびりと楽しむのもいいですね。(指揮者N)
先日、知人から栗をいただきました。畑に植えられた栗の木に実ったとのこと。実りの秋の恩恵です。
栗を見ると思い出す物語があります。それは、新美南吉の名作『ごんぎつね』。物語の最後、銃で撃たれたキツネの「ごん」と、ごんが倒れたそばに置かれている栗の実を描写した場面を、栗を見ると頭に思い浮かべます。子どもの頃から何度読んでもそのたびに悲しく、切なくなるのに、また読んでみたくなる物語です。
余談ですが、新美南吉の童話を気を付けて読むと、彼の出身地である愛知県半田町(現在は半田市)の方言を作品の中に見つけることがあります。
さて、いただいた栗は、美味しい栗ご飯になりました。新米に栗に果物と、秋は豊かな実りの季節です。体重計は少々気になりますが、秋の実りに感謝する今日この頃です。(指揮者N)
猛烈に発達した台風18号が五島沖を通過していきました。
伊万里に最も接近したのは今朝の8時頃だったと思われます。
通勤のため車を運転していると、横殴りの風雨でハンドルを取られそうになることもありました。
さて、伊万里湾では台風が接近するたびに見られる光景があります。何だかわかりますか?
それは玄界灘や近海を航行していた多くの船舶が危険を避けるため、内海である伊万里湾に避難をしてくる様子です。
今朝も視界に入るだけでも10隻あまりの貨物船が停泊をしていました。
波が穏やかな伊万里湾は「海の安全地帯」としての役割も果たしています。(管理人)
オリンピックに世界中が熱くなったのもつかの間、ノーベル賞受賞者の発表が始まると、今度は知の分野に世界の注目が集まっています。
さっそく、医学・生理学賞において日本の研究者の受賞が決まりました。受賞の大隅良典博士は福岡県の出身、同じ九州の人間として嬉しく、誇らしく思います。
さて、私たち合唱人は身近なところで「ノーベル」をよく目にします。それは、「なめたらア・カ・ン~」のCMソングが有名な「のど飴」。製造メーカーの社名が「ノーベル製菓株式会社」なんです。同社によれば、創業時は別の社名でしたが、1947年(昭和22年)に湯川秀樹博士がノーベル物理学賞を受賞された際に現在の社名に変更したのだそうです。
練習の休憩時間にはついつい飴に手が伸びます。最近はのど飴の種類も豊富です。くれぐれも食べ過ぎにはご用心ください。(指揮者N)
10月15日と16日の両日、佐賀市を中心に開催される第69回佐賀県民体育大会(通称:県体)に向け、伊万里市選手団の結団式が市民センターで開かれました。
伊万里市から今年は19競技497名の選手が県体に出場することになっています。
人口規模が何倍も大きい佐賀市・唐津市という厚い壁に阻まれ、伊万里市は去年まで4年連続で総合3位という成績でしたが、結団式では今年はさらに上位を目指すことを誓いました。
私は、バレーボール代表チームの一員として結団式に参加しました。男女とも予選を勝ち抜いた「伊万里クラブ」が県体に出場しますが、男子は一昨年まで3年連続優勝、女子もコンスタントに3位以内に入っています。
平成25年と26年の2年間は私が女子の臨時監督として選手と行動を共にしました。選手は百戦錬磨、試合経験も豊富なので指示らしい指示は必要ありません。結果は2年とも準優勝に終わりましたが、とても貴重な経験をさせてもらいました。
今年は、久しぶりに男女アベック優勝を果たし、伊万里市の総合順位を上げる原動力になってほしいと願っています。(管理人)
男性の同僚が転職のために退職しました。
寂しい思いもありますが、人生のステップアップにつなげてほしいと思います。
お別れの日に皆で花を贈りました。
選んだ種類は「青いバラ」。見とれるほど美しい鮮やかな青色です。
元々バラの花は青の色素を持たないため、古くから青色の品種を生み出すことが世界中のバラ愛好家の夢でした。
それゆえ、青いバラの花言葉は「不可能」。
このような中、2004年にサントリーが世界初の青いバラの開発に成功しました。
花言葉も「夢かなう・神の祝福・奇跡」に 変わり、これからキャリアアップの道を歩む彼にふさわしいプレゼントになりました。新天地での活躍を祈っています。(管理人)
1982年に唐津市の市制50周年を記念して制作されながらも、全7曲の一部しか演奏されたことがなかった「合唱組曲『唐津』」。
本日、初の全曲演奏が唐津市民会館で行われました。
『唐津』は團伊玖磨氏の作曲、栗原一登氏の作詞による、唐津の歴史や自然、文化を織り込んだ壮大な作品。約150人の市民合唱団が九州交響楽団の演奏にのせて伸びやかに歌い上げました。その歌声は故郷を歌う喜びと誇りに満ち、まさに圧巻の一言でした。
伊万里にも團伊玖磨氏の作曲による『交響詩 伊万里』があります。今日の『唐津』の演奏を聴き、私たちの『交響詩 伊万里』もまた、これからも大切に歌い継いでいきたい作品だとあらためて感じました。
一年以上の長い練習期間を経て、素晴らしい作品を披露された唐津のみなさん、本当にお疲れさまでした。(指揮者N)
佐賀県限定のキリン一番搾り、その名も「佐賀づくり」が本日発売になり、酒好きな私のために家族が1本買ってきてくれていました。缶の裏側にはこう書かれています。『何ごとにも、がばいまじめ。それが、佐賀の人の良さ ~中略~ 佐賀県産大麦麦芽100%にこだわって、まっすぐな麦のうまさを引き出した、正統派の一杯。とっときの一番搾りで、佐賀の恵みにカンパイ!』
さっそく飲んでみると、爽やかで、麦芽本来の味わいを堪能することができたような気がしました。
佐賀平野ののどかな風景がまぶたに浮かんできます。(管理人)
最近、「プロジェクションマッピング」という言葉を目にすることがあります。コンピュータで作った映像を建物の壁などに映し出す技術です。
唐津市で今月行われている「唐津城天守閣プロジェクションマッピング」を見に行ってきました。唐津の四季の移り変わりや、唐津くんちの行列を描いた約10分の映像が、唐津城の白い城壁に音楽とともに映し出されました。唐津城のシンボルの藤が咲きみだれたり、くんちの曳山(やま)が街を駆け抜けたり、場面が変わるたびに観客からは歓声が上がっていました。江戸時代からの歴史ある城に浮かび上がる、鮮やかな歴史絵巻です。
上映は10月中の金曜と土曜のみ、午後8時からです。まだ夜風も寒くはありません。週末の夜、ちょっと出かけてみてはいかがですか?(指揮者N)
再びノーベル賞の話題。ノーベル文学賞は、小説家の村上春樹氏が受賞するか否かと毎年注目を集めますが、今年はミュージシャンのボブ・ディラン氏が受賞するという意外な展開になりました。
ボブ・ディラン氏といえば『風に吹かれて』が有名ですが、私が彼の名前を知ったのは、1970年代の日本のフォークソング『学生街の喫茶店』がきっかけです。懐かしく思い出される方もおられるでしょう。この歌の歌詞に「ボブ・ディラン」が出てきます。当時、20代の若者だった叔父がギターを弾きながら熱唱するのをたびたび聴くうちに、幼かった私もこの歌を覚えてしまいました。歌詞の中の「ボブ・ディラン」が歌手の名前だと知ったのは、ずいぶん後になってのことでした。
『学生街の喫茶店』はガロというグループが歌い、当時大ヒットしました。私にとっては、叔父の歌声が耳に甦る、遠い日の思い出の歌です。(指揮者N)
10月8日のブログでご紹介した第69回県民体育大会、バレーボール競技の試合結果を報告します。
女子の伊万里クラブは初戦・準決勝と順調に勝ち、決勝に駒を進めました。
ところが、決勝での鳥栖市との試合は大苦戦。第1セットは一進一退の攻防が続き、先にセットポイントを取ったのは鳥栖市。それでも伊万里市は粘りのバレーを見せ、22対20で先取しました。
続く第2セットは相手の強力なサーブと堅い守りに阻まれ、一時は5点もリードを許す場面がありましたが、ここでも終盤の脅威的な粘りで逆転し、セットカウント2対0で見事優勝を果たしました。
一方、男子は苦しみながらも勝ち上がり、決勝では実力を発揮して優勝。「男女アベック優勝」という快挙の達成です。伊万里市バレーボール協会にとってもビッグニュースとなりました。
選手の皆さん、おめでとう。そしてありがとう。(管理人)
デジタル音楽全盛の今、カセットテープの人気が世界的に盛り上がっているという報道がありました。理由は色々あるようですが、若い世代にとっては新鮮に映るようです。
そう言えば我が家の倉庫に30数年前に自分が使っていた、今では珍しいダブルラジカセが眠っていることを思い出しました。
ホコリまみれの本体を拭き上げ、まずはラジオをつけてみると、立体感があるクリアなFM放送が聴こえてきました。
次はメインイベントのカセットデッキです。これまたお蔵入りだった昔のカセットテープを右側のデッキにセットし、再生ボタンを押すと‥‥モーターが回転しません。壊れています (T_T)
失意の中、左側のデッキで試してみると‥‥今度は鳴りました! (^.^)v 力強く躍動感のある音楽(グリーク作曲「ホルベルク組曲」)が目の前で広がります。
A面とB面を約1時間かけて聴く至福のひと時。甘酸っぱい青春の記憶が思い出される休日の午後でした。(管理人)
今週末は伊万里の秋の風物詩『伊万里くんち』です。御輿と団車(だんじり)が街を練り歩く、伊萬里神社の御神幸祭を「伊万里トンテントン」といいます。また、たくさんのイベントで街が賑わう「伊万里秋祭り」も開催されます。(詳細は「伊万里トンテントン祭り」をご覧ください。)
さて、北部九州では秋祭りのことを「くんち」、丁寧に言えば「おくんち」と呼びます。くんちの語源は「九日」とも「供日」とも言われます。
祭りのごちそうは「くんち料理」。お煮しめ、昆布巻き、カブの酢の物、栗の入った赤飯、根菜や小豆を煮た「にごみ」など、伊万里ならではの味でおくんちの食卓は賑わいます。
くんち料理に舌鼓を打ち、出店の並ぶ町に出かけて、御輿をかつぐ法被姿の男たちに声援を送る…。祭りの足音はもうすぐそこまで聴こえています。(指揮者N)
昨夜から降り続く雨の中、今年も伊万里っ子が待ちわびたトンテントン祭りが始まりました。
雨で体温が奪われる上に団車は水を吸って重くなるなど過酷な条件ではありましたが、威勢のいい掛け声とともに勇壮な合戦が繰り広げられ、取り囲むたくさんの観衆から歓声があがっていました。
南組(荒神輿)の喧嘩大将を務める酒井さん、赤十字の旗を片手に目を光らせていた救護担当の林先生、お疲れ様です。
今年は、露天の一角にお化け屋敷が出現していて、子どもたちの注目を集めていました。
私が子どもの頃は「お化け屋敷」や最近はあまりお目にかからない「苗木屋さん」があったことを懐かしく思い出します。(管理人)
前日に続き、朝から無情の雨。
しかも雨足は昨日より強い気がします。
しかし、午後には回復するという予報に希望をつないで、全てのイベントを中止にせず、午後の「市民総踊り」以降を実施するという方針が打ち出されました。
そして、期待どおりご覧のような晴天になり、一気に祭りのムードが高まります。
15時半から浜町交差点で行われた神事と合戦には群衆が固唾をのんで見つめました。
祭りのクライマックスは「川落とし合戦」。
荒神輿と団車を組み合わせたまま伊万里川へ落とし、上陸を競い合います。
今年は団車が先に上がったので来年は豊漁になるでしょう。
川落としが終わると啓成中学校のグラウンドから打ち上がる大輪の花火で幕を下ろしました。(管理人)
*特設ステージで行われた元クリスタルキングのボーカル、田中昌之さんのプレミアムライブについては「音楽の神様に会えた日」と題して後日掲載します。
私にとって洋楽の神様はビートルズ。そして9月5日のブログで紹介した「クリスタルキング」は邦楽の神様です。
そのクリスタルキングのボーカル田中昌之さん(横浜市在住)のライブが10月23日に「いまり秋祭り2016」のスペシャルイベントとして行われました。
チラシでその情報を入手していた私は〈終演後にステージ裏で会いたい‥〉という淡い期待を持ちながら当日の朝を迎えました。そして思いもよらぬ「奇跡」が起きます。
午前9時過ぎに知人(主催者)から入った1本の電話は、ライブで現地調達をする道具が追加で必要となったので、貸してほしいという相談。二つ返事で引き受け、午前中のリハーサルが始まる前に田中さんと念願の対面を果たすことができました。
ステージでの演奏曲目は1980年に118万枚の売り上げを記録した大ヒット曲「大都会」や蜃気楼を始め、北斗の拳、ウルトラマンガイア、仮面ライダークウガの主題歌など今でも高い人気を誇る名曲ばかりです。
終演後も「川落とし合戦」が始まるまでの間、「付き人」としてお伴をさせてもらいました。記念撮影を希望する多くのファンからカメラを預かり、私がシャッターを押し続けます。
最初は緊張していた私ですが、次第に田中さんとの距離が近くなり、冗談も交え色々な話題で会話が弾みました。
最後は固い握手で別れた夢のような一日。
生きてて良かった。感謝です。(管理人)
バレーボール全日本女子の監督に元全日本のセッターで久光製薬スプリングス監督の中田久美氏が決まりました。
前任の眞鍋政義氏に続き2代続けて久光出身の全日本監督の誕生です。
サロンパスでお馴染みの同社は鳥栖市に本社があり、バレー部は佐賀県バレーボール協会に登録をしている佐賀が誇る国内屈指の強豪チームです。
選手時代の中田さんは天才セッターとの誉れが高く、なんと中学3年生で全日本入りを果たしています。中田さんが17才の年、唐津市文化体育館で行われた日本リーグ(現在のVリーグ)の試合で名門「日立」の司令塔として活躍をされる姿が今でも私の脳裏に刻まれています。ちなみに当時私は中学生でした。
今から4年前、2012年8月には忙しい合間を縫って中田監督以下、コーチや選手の皆さんが山代町バレーボール教室に来場され、丁寧に、時にはユーモアを交えながら指導をしていただいたこともあります。
2020年東京オリンピックでのメダルを目指し、中田JAPANの飛躍をお祈りします。(管理人)
この数日、急に寒さを感じるようになりましたが、ドライバーの皆さんは寒い時期に車に乗ろうとしたら、ボンネットの上に猫が丸くなっていて動かない、という経験はありませんか?
子猫などはボンネットどころかエンジンルームに入り込んだり、タイヤの間に入ってしまうこともあり、気付かずエンジンをかけると、不幸な事故に繋がるケースも…。
そこで、ドライバーも猫も悲しい思いをしないように、と自動車メーカーの日産が提唱しているのが『猫バンバンプロジェクト』です。車に乗る前にボンネットを軽くバンバンと叩いて、猫に知らせてあげようというもので、今年の初めからインターネットなどで少しずつ広がっています。
これからだんだん寒い朝が増えます。お出掛けの前に、ちょっとだけ「猫バンバン」を思い出していただけるといいなあ、と猫好きの私は思います。(指揮者N)
「有田焼創業400年体験ツアー」に参加し、初めて陶芸体験をしました。
私が挑戦したのは「手びねり」というもので、うどんのように細長く伸ばした陶土をらせん状に巻いていき形を整えて完成です。
写真でおわかりのように、タンブラーをイメージして作ったつもりですが、出来上がりは予想以上に縮み、2割から3割くらい小さくなったような気がします。
しかも、割れにくいよう厚めに作ったせいか、ずっしりと重くなり、量ってみると400gもありました。中身が入った350mlの缶ビールと同じくらいの重さです。
さて、「帯に短し、襷に長し」。何を入れて飲むべきか、はたまた、文鎮として使おうか迷うところではありますが、とりあえず観賞することにしました。
伊万里合唱団員で陶芸家の池田さん、お手柔らかに批評をお願いします。(管理人)
最近ではすっかり秋の風物詩として定着しつつあるハロウィン。毎年10月31日に行われるアメリカの民間行事ですが、日本でもオレンジ色のカボチャが目立ち、仮装して街にくり出す人々に注目が集まる一大イベントに成長しました。本来のハロウィンは、秋の収穫を祝い悪霊を祓う風習だったそうですね。
さて、日本にも秋の収穫を祝う日があります。それは11月23日。現在、祝日の『勤労感謝の日』に定められているこの日は、太古の昔から『新嘗祭』(にいなめさい)と呼ばれる、収穫を祝い感謝する日です。
古い時代には、日本の別名のひとつに『瑞穂』(みずみずしい稲)がありますから、農業とりわけ稲作に繋がりの深いこの日が『勤労感謝の日』というのも納得できる気がします。農家の皆さん、今年も美味しい新米をありがとうございます。天高く、馬だけでなく指揮者も「肥ゆる秋」です。(指揮者N)