勤務先の仲間4人と休暇を取り、3泊4日の日程で北海道に行ってきました。
初日の飛行ルートは福岡空港から新千歳空港までの直行便。北海道の海岸線にさしかかり、もうすぐ着陸というところで機内放送がありました。翌日の「千歳航空祭2023」に備えブルーインパルスの演習が行われていた影響で、上空で旋回をしながら約30分の待機を命じられました。
窓際の席で運が良かった乗客はアクロバット飛行を真上から見るという貴重な経験ができたようです。到着が遅れることになり申し訳ないという意味合いで乗客にキャンディーも配られました。
いきなり遭遇した予想外のハプニング。北海道縦断の旅のはじまりです。(管理人)
レンタカーを使い日本最北端の宗谷岬を目指す今回の旅。2日目は道央・旭川から出発です。
午前中の目玉は「トロッコ王国」。廃線となった国鉄美幸線の線路を利用した往復10kmのトロッコ列車に乗りました。エンジンが付いた最大6人まで乗れる台車は窓も屋根もなく開放感抜群です。
案内役の人に「熊に遭遇する心配はありませんか?」と尋ねたところ、「いるのは間違いないがエンジンの音を怖がって近付いてくることはないと思います。」との返事。一抹の不安を覚えながら発車した私たちですが、森の熊さんに出会うこともなく、白樺の木立の中、マイナスイオンを存分に浴びることができました。
この日の目的地は稚内市。途中激しい雨も降りましたが、サロベツを経由し予定通り夕方には宿に到着しました。(管理人)
3日目はフェリーと観光バスを使用した礼文島と利尻島を巡るツアーに参加しました。ガイドさん曰く「昨日まではずっと天気が悪かったけど、こんなに快晴になったのは久しぶり。」利尻山が頂上までくっきり見えるのは珍しいそうです。「日本海に浮かぶ最北の楽園」というキャッチフレーズに偽りはありません。絶景スポットの数々にはいたく感動しました。
この日最後に立ち寄ったのは利尻町立郷土資料館。元は大正2年に建設された旧鬼脇村役場です。ここには驚くべきことに伊万里焼の大皿が展示してあり、思わず職員の方に「伊万里から来ました」と言ってしまいました。反応は薄かったです(笑)
存在は知っていましたが人生の中で行くことはないだろうと思っていた礼文島と利尻島。素晴らしい景観と伊万里とのつながりに心が満たされた島巡りになりました。(管理人)
最終日の朝、私たちは宗谷岬に向かいました。冬にはオホーツク海から流氷がやってくる日本最北端のスポットです。北極星の一稜をデザインした三角錐のモニュメントが有名ですね。快晴ということもあり多くの観光客で賑わっていました。
この日は見えませんでしたが43km先には樺太があるとのこと。エリア内には江戸時代に樺太を探査し間宮海峡を発見した間宮林蔵のブロンズ像も立っています。
宗谷岬は一番楽しみにしていた目的地だっただけに訪問ができ感無量でした。(管理人)
佐賀では36℃~37℃の猛暑が続く中、北海道北部の気温は23℃前後。湿度も低く快適でした。夜は半袖では寒いくらいで飲食店にエアコンがないのも納得です。
その反面、冬は想像を絶する厳しさがあるのでしょう。多くの民家の玄関には冷気の流入を防ぐため外側にフードがある構造(二重玄関)になっていました。
他にも窓ガラスはペアガラスやトリプルガラスが採用されたり、暖房器具はセントラルヒーティングが主流になっていたりと厳しい冬を穏やかに過ごすための工夫が随所に盛り込まれているようです。(管理人)
「旅行中は何を着ようか。」ファッションに無頓着な私にとって憂鬱な時間です。半袖が1日分足りなかったので「SAGA2024国スポ」のポロシャツをバッグに入れました。胸ポケットには 「伊万里」の文字がプリントされています。
それを着たのは3日目の礼文島・利尻島のバスツアー。最初に反応してくれたのは礼文島のバスガイドさんでした。何とプライベートで伊万里にお越しになったことがあるそうです。
同じく礼文島のカナリアパークでは後ろから歩いてきたご夫婦(東京在住)から声をかけられました。「佐賀からですか?」「焼き物で有名な伊万里ですね。」
利尻島の神居 (カムイ) 海岸にある海産物屋さんではお店のご主人からハンドボールで国体に出場された経験談などをお聞きし会話が弾みます。
普段はシャイな私ですが、この日は思わぬ形で交流ができ、あわせて佐賀そして伊万里のPRができました。(管理人)
北海道では行く先々で先住民族であるアイヌの文化に触れることができます。全てのものに魂が宿ると考え、自然とともに生きたアイヌの人々には深く共感します。ニセコや知床といった地名だけでなく「トナカイ」や「ラッコ」「シシャモ」などもアイヌ語だそうです。
ところで、来年の定期演奏会で演奏する組曲が一昨日決まりました。「海鳥の詩」という作品です。舞台は北海道。厳しい環境にありながら強く生きる海島に姿を重ねる人々が描かれている名作です。
私が入団した直後、今から10年前の定期演奏会で歌ったことがある作品ですが、強風に向かって必死で飛ぶ海島を間近で見てきた経験やアイヌの人々への思いが新たな自分なりの解釈に繋がるのではと期待しています。
とりとめもなく発信してきた北海道旅行のレポートはこれで7本。そろそろ最終回とします。お付き合いいただきありがとうございました。(管理人)
8月に入り、合唱団の練習は12月の市民音楽祭、来年の定演に向けて通常モードを取り戻しつつあります。
そんな中、最近練習している曲の一つが、「佐賀県民の歌」。来年佐賀県で「SAGA2024 国スポ・全障スポ」が開催されるので、定演にも佐賀県の歌を取り入れてみようと考えました。さて、楽譜を配布してみたものの、団員の大半はこの歌を知らない様子。むしろ、はなわさんが歌っていた「佐賀県」のほうがなじみがあるようです。という訳で、まずは全員にメロディを知ってもらうところから始めました。
演奏される機会が少ない「佐賀県民の歌」(作詞・明石省八、作曲・團伊玖磨)ですが、これは1976(昭和51)年に佐賀県で開催された国体(若楠国体)を記念して制定された歌です。SAGA2024の来年には、ぜひ定演のステージで混声四部合唱のハーモニーをご披露したいところですが、果たしてどうなることやら…。これからがんばります!
なお、「佐賀県民の歌」がどんな曲なのか知りたい方は、佐賀県のホームページで演奏を聴くことができます。(指揮者N)
卒業以来毎年続けてきた佐賀大学管弦楽団のプチ同窓会。長い中断を経てようやく集まることができました。
参加者は6人。佐賀県内のほか、遠くは千葉や北九州、大分から駆けつけてくれました。パートはトランペット、トロンボーン、ホルン、チェロがそれぞれ1人とバイオリンが2人です。
最初は遠慮がちな雰囲気でしたが、お酒が入るとテンションが上がり、いつもの如く近況や昔話で大いに盛り上がりました。
今後の計画として年末の忘年会を復活させるほか、来年のGW(ゴールデンウィーク)は北九州、その翌年のGWは伊万里のドライブイン鳥で旧交を温めることを総会(?)で決定!
4年というブランクを埋め、友情のありがたさを実感できた記憶に残る宴になりました。(管理人)
私が住んでいる行政区は約70 世帯の中山間地集落。8月15日に恒例の「班対抗区民球技大会」が開催されました。このイベントも4年ぶり。少なくとも50年以上前から続けられてきた伝統行事です。種目はかつてはソフトボール、今はグラウンドゴルフとミニバレーボールで熱戦が繰り広げられます。
朝7時に小学校に集合し、まずはラジオ体操で準備運動。里帰り中の家族の参加もOKなので「あの人は誰?」という声があちこちから聞こえてきます。
我が家からは私がミニバレーボールに出場しました。わずか2試合のプレーにもかかわらず疲労感は半端なく、昼過ぎに帰宅したあとはバタンキュー。目が覚めたのは夕方でした。 ケガをしなかったのが何よりですが「寄る年波には勝てない」とはこのことかと妙に納得です。 (管理人)
バレーボールの話題が続きます。前回のブログは地味な地元ネタでしたが、今回登場するのは女子日本代表チームです。 今年5月に完成した SAGAアリーナ(佐賀市)で8月12日に開催されたのは「バレーボールフェス〜Super Games SAGA~」。久光スプリングスと佐賀県主催のビッグイベントです。
午前中に行われたのは久光と日本代表の選手による小学生へのバレーボールの指導。伊万里市の児童も参加していました。世界を舞台に活躍するスター選手との交流は貴重な経験であり、夢のようなひとときだったことでしょう。
この日のメインイベントは日本代表の紅白戦。多彩で力強い攻撃もさることながら、飛んで来るコースを予想したレシーブの位置取りやセッターへの正確な返球、ボールを追う気迫のプレーには感心する他ありません。
来月にはパリ五輪の予選が控えています。佐賀での合宿をステップにチーム一丸となって全力で切符を獲得してほしいと願っています。(管理人)
上の写真は何かわかりますか?難問ですね。正解は恥ずかしながら昨夜の夕食「かき揚げ」です。
最初の数回は順調でしたが、ボウルの底の方まで衣が十分に行きわたっていなかったせいで、天ぷら鍋の中で具が見事なまでにバラバラになってしまいました。大失敗です。
さて、これをどうするか。家族から「お好み焼きにしたら?」と提案があり、食事の後に作ってみました。キャベツや長芋を入れなかったのでどうかなと思いましたが、夜食として食べたいと言った家族からは合格点をもらうことができました。
料理はレシピどおりに作れば大きな失敗はないだろうと甘く考えていました。反省するとともに今後は真摯に向き合います。(管理人)
8月8日の練習日に見学に来られたお二人の女性がお盆休みを挟んだ本日、再びお越しいただき、晴れて正式入団の運びとなりました。どちらも合唱経験者でパートも同じアルト。古参のアルトパートの団員は大喜びです。
思い返せば12年前、私とほぼ同じ時期に入団されたベースのFさん。年齢は20歳以上も年上ですが、同期のような感覚でとても心強かったことを覚えています。
今回のお二人も私と同じように、励まし合い、切磋琢磨しながら伊万里合唱団に溶け込んでいくことができれば素晴らしいことだと思います。
入団を考えている人にとって、12月の市民音楽祭や来年の定期演奏会に向けて練習を始めた今が絶好のタイミングです。合唱をやりたいという人が身近にいれば、(いなくても)どうぞ誘い合って見学にお越しください。(管理人) *伊万里合唱団ホームページ「入団希望の方へ」
昨年、NHK全国学校音楽コンクールで銅賞(全国3位)を受賞した伊万里小学校コーラス部。
今年もNコンのシーズンが始まっています。8月10日の佐賀県コンクールで金賞を受賞し、佐賀県代表として臨んだ今日の九州沖縄ブロックコンクール。福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)の大舞台では持てる実力をいかんなく発揮し、ここでも見事金賞を受賞しました。全国大会への切符を2年連続獲得するという快挙です。
指導の先生や子ども達にとってプレッシャーも相当あったのではと想像します。そうした困難を乗り越え、先輩から受け継いだ伝統とひたむきな努力が実を結んだこの結果は称賛に値します。ピアノ伴奏のAさん(元伊万里合唱団ピアニスト)も大変お疲れ様でした。
明日から新学期が始まります。まずは体調を整え、10月8日に東京のNHKホールで開催される全国コンクールに向けさらに磨きをかけていってください。応援しています。(管理人)
8月も下旬にさしかかり、夏休みの工作に挑戦している子ども達のことを想像しつつ私も作ってみました。
私の部屋ではDVDレコーダーの上にパソコンのディスプレイを置いていましたが、レコーダーがついに壊れてしまい、ヤフーオークションで代替品を調達したタイミングで棚を作ることにしました。
できればプレーヤーの上には重量物を直に置かないほうがいいだろうということと、視力の衰え対策で、ディスプレイの小さい文字を確認するときに棚を手前に引くことで見やすくなるだろうと考えました。
木材はダイソー、金具と釘・ネジはホームセンターで購入しました。トータル500円未満です。作業時間は30分程度。なんとか無難に完成しました。実際に使ってみると狙い通りの機能性で満足しています。
夏休み工作作品展に応募したら入選できるでしょうか。(管理人)
家族の定期的な大学病院受診のため仕事を休んで送迎をしました。
建物に入ると玄関に今まであった検温の機械がなくなっていたことに気付き徐々に日常を取り戻していることを実感しました。
大学病院は待ち時間が長いことから先日配付された来年の定期演奏会で歌う組曲「海鳥の詩」の楽譜を持参し、ICレコーダーに入れておいた杉並混声合唱団の音源を聴きながら繰り返し目で追ってみました。
「海鳥の詩」は現代作家の凝った作品とはまた違う、シンプルでありながらときには魂を揺さぶられるような力強さや繊細さも持ち合わせている名作だと思います。
音楽の学びができ、あっという間に過ぎた待ち時間となりました。(管理人)