NHKでかつて放映されていたシルクロードという番組の主題曲を作曲された喜多郎さんの曲を聞いていると子供の頃のことを懐かしく思い出しました。
小学高学年から中学生の頃は、歌よりも楽器だけによる演奏が好きでした。なぜかというと、歌は言葉により曲から受けるイメージが限定されてしまうからです。
喜多郎さんの曲から涌き出てくるイメージは「蒼天」「風」「高原」「神秘」等です。そのイメージを基に情景を勝手に思い浮かべながら聞き入っています。受けるイメージは人それぞれですが、今後の合唱団活動のためにイメージ力を大切にしていきたいと思います。(ベース杉本)
9月4日は「九ラ四ック」ということで「クラシックの日」だそうです。
私は大学進学と同時にオーケストラに入団。在学中の4年間は、生活費を切り詰めてはクラシックCDを買い集め、近県で演奏会があると聞きつけてはせっせと出かけていました。巷で流行しているポップスや洋楽などにはほとんど関心がなくなるほどです。
その後のターニングポイントは9年前。伊万里合唱団に足を踏み入れたのを機に音楽の嗜好が変わってしまいました。YouTubeで聴く音楽は昭和歌謡がメイン。時折平成ソングやアニソンなどなど。
かといってクラシック音楽が嫌いになったわけではありません。たまに思い出したように聴くことがあります。去年は県民第九に初めて歌で出演したいとも考えていました。しかしコロナ禍で中止。今年も開催されるという話は聞きません。楽譜を知人から借りて音符と歌詩を追ってみますが、気合は入らず。やはり目標が定まらないとダメですね。
先日録画した「ウィーン・フィル&ベルリン・フィル 夏の夜のコンサート」を聴きながら思いを巡らせるクラシックの日でした。(管理人)
9月に入ると、肌に当たる風も少し冷たくなり、ふと空を見上げるとうろこ雲が広がっていました。そろそろ秋がやってきたようです。
秋の果物の梨は、伊万里の特産品のひとつ。店頭に並ぶ品種はすでに「幸水」が終わり、「豊水」の時期を迎えています。食べるとみずみずしく、爽やかな甘さが口の中いっぱいにひろがる、人気の品種です。
私は学生時代を島根県で過ごしましたが、山陰地方では梨というと「二十世紀」。二十世紀は豊水のような茶色い梨ではなく、薄い緑色をしています。当初、グリーンの梨を見慣れていなかった私は、「まだ熟してない梨なんだろうか?」とスーパーの青果売り場で不思議に思っていました。梨の季節になるとそのことを懐かしく思い出し、二十世紀を食べたくなりますが、こちらでは残念ながらあまり見かけません。この秋はぜひ、二十世紀に巡り会えたらいいなあと思います。(指揮者N)
先週収穫したばかりの今年の新米を観光大使の田中昌之さんに贈りました。銘柄のネーミングはやはり「クリスタル米 夢しずく」。今回は「令和3年収穫の新米」という点がアピールポイントです。
田中さんからはわざわざお礼のLINEが届き、翌日にはご自身のSNSで紹介をしていただきました。公開から3時間で「いいね」は200件超え。「美味しそう」「羨ましい」のほかに「米袋を欲しい」といったファンの方のコメントを見るのは楽しいものです。
ご縁のおかげでこんな田舎の零細農家がプチ注目されることは光栄の極み。これからの励みにもなります。体力が続く限り稲作を頑張ります。(管理人)
4鉢の若いコーヒー木が50~60センチまで育っています。室内が安心ですが、このまま全部育てるのも生活に支障が出るので、二人を養子に出そうか?と思案中です。
暦は9月。残暑をあまり感じること少ない今夏でした。8月に入り、股関節周辺の動きがイマイチで、養生とリハビリなどしていましたが、昨日は「あと一歩ですね。」との診断。体って大事にしすぎるとダメな時も有るなと感じました。汗をかかぬと飯も美味くありませんね。
裏の栗の木の雑地の草刈り・・・種が飛んできたのか、ニラの花がいっぱいですが、刈りました。(ベース池田)
オリンピックに続きパラリンピックも大きな盛り上がりを見せましたね。9月5日の閉会式では昭和歌謡世代には驚きの演出が用意されていました。なんとゴダイゴが歌う「ビューティフルネーム」が流れたというのです。その場面を観ていなかったことが悔やまれます。♪きょっおーもーこどもたちはー…♪ タケカワユキヒデさんの真似をしながら小学校で歌っていたことを思い出しました。
ところで、昭和時代に人気が高かった女性の名前を予想できますか?
いきなり答え合わせです。昭和元年から27年までの間、圧倒的に多かったのが「和子」と「幸子」。「節子」「洋子」も人気がありました。その後「恵子」が流行。35年以降は「由美子」「久美子」「真由美」が増え始め、45年頃からは「陽子」「智子」「裕子」が上位の常連となります。興味深いですね。
ランキングにある人もない人もそれぞれが願いや思いを込めてつけられた「ビューティフルネーム」。大切にしたいものです。(管理人)
朝夕はかなり過ごしやすくなってきた今日この頃、彼岸花が一気に開花しました。我が家の周辺では昔は珍しかった白色が勢力を広げ、ご覧のような紅白のおめでたい場面を目にすることもあります。
今年の秋の彼岸は9/20から9/26まで。9/23の秋分の日が中日にあたります。彼岸の入りまでまだ1週間近くあることを考えると彼岸まで花が持たない可能性が出てきました。気候変動の影響もあるのでしょうか。
さておき、私たちの日常は何かと気ぜわしく過ぎていきます。一旦立ち止まり、心静かに手を合わせながら亡くなった方やご先祖様を偲び敬いたいと思っています。(管理人)
武雄市へ被災地支援に行った話題を先日ブログで書きました。運び込まれた災害ゴミの中で印象に残ったもののひとつが黒電話。一緒に作業をしていた23才の男性に尋ねてみました。
「これ何かわかる?」
「電話ということは知っていますが、使い方がわかりません。」黒電話はもはや骨とう品になってしまったんですね。
電話と言えば、携帯電話の最初の3桁で持ち主の世代がわかるという話があります。黎明期の090だけでは枯渇し080が登場。それでも十分ではなく今は070も出回っています。さらに近い将来060も登場する見通しだとか。
このため、私のように090から始まる携帯番号は立派な「おじさんの証」ということになります。でも恥ずかしさはありません。むしろ胸を張って使い続けます。(管理人)
東シナ海から対馬海峡に進み、観測史上初めて福岡県に上陸した台風14号。伊万里市で大きな災害が発生したという情報がなかったことは幸いでした。
今朝になると厚かった雲が徐々に薄くなり、昼頃にはご覧のような快晴になりました。
爽やかな天気に気分も高揚し、昼食はプチ・バーベキューに決定。カーポートの車の間にセッティングをし、牛肉・鶏肉・ソーセージを焼きました。黄色い容器はもちろん「ドライブイン鳥のたれ」。ビールを片手に舌鼓を打ちました。
ほんの小1時間ほどではありましたが、屋外で食べたというだけでコロナ禍のストレスが少しは減り、気分転換になった気がします。(管理人)
「う〜さぎ、うさぎ何見て跳ねる〜♪」9月21日は中秋の名月ですね。今年はこの中秋の名月が十五夜(満月のこと)と重なります。何と8年ぶりだそうですよ。
そして月見のときにお供えする団子とススキ。これは意味があります。白くて丸い団子は満月を表しており、収穫の感謝や幸せを願うもの、また、ススキは神様を呼ぶ依代(よりしろ)としてお供えます。
本来は稲穂ですが昔はこの時期稲穂が無かったので、形が似ているススキを使うようになったそうです。また、ススキの葉は鋭い切口があるので魔除けになると考えられていました。通称「カヤ」ですね、子供の頃は友達と遊びで草むらを駆け回っていた時によく手足などを切られていました。思えば懐かしいです。
今年はお月様を観て、うさぎの餅つきを楽しんでみようかな。(ベース杉本)
かれこれ4度目の自粛期間を終え、伊万里合唱団の練習が再び始まりました。仲間との再会は約40日ぶり。マスク越しの表情は喜びに満ちています。
また、この日は、新たに購入した電子ピアノのお披露目をする日にもなりました。そこでおめでたいこの機会に当団の伴奏者であるIさんに小品を演奏してもらいました。
曲目は「ピアノによるお江戸日本橋」。江戸時代の賑やかな町人の暮らしぶりが瞼に浮かびます。鳴りやまぬ拍手に応えアンコールはモーツアルトのトルコ行進曲。さらりと弾いてみせ、改めて「うちのピアニストはうまい!」と感心しました。
考えてみるとクラシックの生演奏を聴いたのは本当に久しぶりです。いろんな思いが脳裏をよぎりながら至福のときに包まれました。やはり音楽は素晴らしい。(管理人)
電子ピアノのお披露目とともに用意された練習再開日のもう一つの目玉。それはベースの池田さんが屋内で育てられているコーヒーの木のプレゼントでした。
提供されたのは高さが約70cmの鉢と約60cmの鉢の二つで、どちらも「大きい!」というのが第一印象です。
希望者に手を挙げてもらったところ、意外にも4人だけ。内心は欲しいけど過去にもらった苗木を枯らしてしまった二の舞になることを恐れて皆さん遠慮されたのでしょう。
ジャンケン大会で私は上位二人に入り、見事一鉢をゲットすることができました。持ち帰りさっそく置いてみると殺風景だった我が家のリビングが少しお洒落になったような気がします。
池田さんからは「今日から貴方様が育ての親・・・。よろしくお願いいたします。」というメッセージとともに詳しく育て方が書かれた紙を渡されました。
代表でいただいた責任を感じつつこれから大切に育てます。(管理人)
職場でこんなポスターを目にしました。縦横に並ぶ文字をバックに浮かぶ肖像は、佐賀県の出身で、近代日本の礎を築いた偉人の一人、大隈重信です。
『大隈重信100年アカデミア』とは何かと思い調べてみると、佐賀県のホームページに「大隈重信100回忌の節目に、その偉業に光を当て、未来につなげる」プロジェクトと説明されていました。ポスターの文字は、大隈重信にまつわる数々の出来事を表していたのです。多くの偉業に感心しつつ、しばし眺めていると、その中に「伊万里銀行設立」を発見。「伊万里銀行」とは現在の佐賀銀行のもとになった銀行です。大隈重信に関わりがあるとは知りませんでした。
折しもNHK大河ドラマ『青天を衝け』には、9月19日放送回から大隈重信が登場しています。ポスターに書かれている「あるんである」は大隈の口癖。劇中の大隈の台詞に出てくることを期待しています。(指揮者N)
今夜は先週に引き続き市民音楽祭で発表する曲を練習しました。いつもは下の写真のようなイスの配置ですが、今日は指揮者Nさんの指示による大きな半円形のフォーメーションです。
こうすることによって何が変わるのか。個人的な気付きとしては近くの人や女声パートの歌声がよく聴こえてきます。そうすると、音量やタイミングを揃えたり、美しいハーモニーを目指し各自がピッチに気を付けるといった努力をするようになります。
度重なる自粛期間の影響で先週までは思ったような声が出ない私でしたが、エンジンが徐々に回転を上げ市民音楽祭に向けた最初のギアチェンジができました。
このまま先を目指し着実に前進していきたい。私たちの挑戦は本格化していきます。(管理人)