「あなた、成長したねえ」
定演の終演後、池田松洋先生のもとにご挨拶に伺うと、開口一番、笑顔でこの言葉をかけてくださいました。
『交声曲 伊万里』全曲の演奏も、私がこの曲を指揮するのも、実に15年ぶりのこと。作曲者である池田先生は、その時も長崎から駆けつけてくださいました。当時の私は指揮を始めて日も浅く、曲についての理解も不十分で、今思えばお恥ずかしい限りでした。その後、先生からは折に触れ励ましの言葉を頂きました。15年の月日が経ち、今回の演奏に少しでも成長を感じていただけたことが、合唱団を長く見守ってくださっている先生へのご恩返しになってくれたらと思います。
別れ際、「良い演奏でした。今日は本当に来て良かった。良い日曜日になりました。」と嬉しそうにおっしゃる先生の言葉に、今回の定演に『交声曲
伊万里』を選んで本当に良かったと思いました。(指揮者N)
今日の伊万里は台風7号の接近で、強い雨風に見舞われています。これほどの強風は近頃ではまれではないかと思います。街路樹が倒れるなどの被害もあったとのこと。私も、段ボール箱や三角コーンが道路を飛んでいるのを見ました。
そんな最中に職場の窓から見かけたのが、取材用カメラを持った撮影クルー。吹き飛ばされそうな雨風の中で撮影をしている姿がなんとなく気になったのですが、帰宅後にテレビで台風関連のニュースを見ていたら、流れた映像はまさにこのクルーが撮影していた風景ではありませんか!強烈な台風の様子が伝わってきました。
さて、私はこの強風でちょっと怪我をしました。駐車場を歩いていたら、体が風に押されて浮くような恐怖を感じた次の瞬間、思いっきり転びました。幸い擦り傷程度でしたが、両膝に少々痛い思いをしております。トホホ…。(指揮者N)
台風7号が過ぎ去り、夏の日差しが戻ったのもわずか1日。低気圧や梅雨前線の影響で全国的に激しい雨が降り、伊万里市でも大雨警報が発令されています。しかも今週の日曜日頃までは警報は解除されず、断続的に猛烈な雨が降り続く恐れもあります。
今朝から夜までの雨量だけでも150mmを超えています。地盤が緩み、土砂災害が発生する危険性もありますので、皆様、十分に気を付け、災害に備えてください。(管理人)
7月6日、豪雨が続く伊万里市内全域に避難勧告が発令されました。
報道によると、午後6時までの72時間雨量は伊万里市が全国で最も多い529.5ミリ。過去30年間の伊万里市の年間平均降水量を調べたところ2,133ミリだったので、1年に降る雨の4分の1がわずか3日間の間に降ったことになります。
このニュースを受け、複数の知人から安否を気遣うメールをいただきました。
管理人が住む集落は70年近く前に大規模な地滑りが発生したことがあり、住民80数名が近くの小学校に避難し、不安な夜を過ごしました。
今日は警報が解除され、日常生活を取り戻しつつありますが、中国・四国地方を中心に甚大な被害が発生し、自衛隊や消防などによる懸命な救助活動が続けられているようです。犠牲者がさらに増えないことを祈ります。(管理人)
ほんの3日前に大雨特別警報が発令されたことが嘘のような穏やかな週の始まり。
その一方で、通勤途中の海岸線に打ち寄せられた無数の樹木や生活用品が豪雨の凄まじさを物語っていました。
伊万里でも濁流に飲まれ、一人の若い命が失われました。
謹んでご冥福をお祈りします。
今日は平年より10日早い梅雨明け宣言。
これからも季節や景色が移ろいながら日常が過ぎていきますが、何でもないようなことが幸せなんだとしみじみ感じます。(管理人)
身内の話で恐縮ですが、管理人Jrがお世話になっている歯科医院で「親知らずが虫歯になっている。口腔外科がある病院で抜いてもらったほうが良い。」と言われ、紹介してもらった佐賀大学病院に通っています。
「親知らず」とは、親が余り関与しなくなる思春期以降に生えてくることからその名が付いたと言われているようです。
Jrの場合、上下左右、合計4本も生えているそうで、「親が知らなかったにも程がある」と自分にツッコミを入れる私でした。
食事に支障がないように今回は右の上下を抜きました。次回は左の上下です。
もう一つの発見。それは医療費の支払いが自動精算機になっていたこと。ATMのように診察券を挿入し、表示される金額を投入します。
世間では珍しいことではないかもしれませんが、十数年ぶりの大学病院はハイテク化が進んでいました。(管理人)
今日も暑い一日。佐賀県でも日中は35度近い気温を記録したそうです。「猛暑」を通り越して「酷暑」だとテレビの天気予報で言っていましたが、確かにその通りですね。熱中症にはくれぐれもお気を付けください。
さて、日が暮れると暑さも幾分和らぎます。この夏の夜空は珍しい天体ショーが見られる、と聞いた気がしたので調べてみると、天体ファンが見逃せないのが、今月末に現れる「火星大接近」。火星は2年2ヵ月ごとに地球に接近するのですが、軌道が楕円のため接近距離は一定ではなく、その距離が今月31日にかなり縮まるのだそうです。この時期、火星は一晩中ひときわ明るく輝いているので見つけやすいかもしれません。平成最後の夏の思い出に、ぜひ夜空を見上げてみてください。(指揮者N)
梅雨明け後の最初の土曜日となる7月14日、第30回佐賀県ビーチバレーボール大会がイマリンビーチで開催されました。
イマリンビーチは砂浜のすぐそばに観覧席としても使える歩道があるほか、駐車場、休憩所、シャワー設備などが充実しており、昨年の九州ブロック国体では各県の関係者から高い評価をいただいたこともあります。
今回の大会は県内各地から50チームの参加があり、中でも高校生の姿を多く見かけました。
普段は体育館で厳しい練習に耐えている彼らですが、慣れない砂に足を取られたり、風の影響でボールの軌道が変化することに戸惑いながらも、大きな歓声に包まれていました。
試合の合間には波打ち際で水遊びをしたり、レクリエーションで行われたサーブ・コンテストでは景品名が書かれた箱を狙って真剣にサーブを打ち込んだり、夏のビーチを満喫しているようでした。
大会関係者の皆さん、選手の皆さん、暑い中お疲れさまでした。(管理人)
唐津東港に奇妙な船が停泊していました。
調べてみると、この船はロシアの大富豪、アンドレイ・メリニチェンコさんが所有する大型クルーザー(モーターヨット)で船名は『A』。全長118メートル、5,959トンという大きさは、個人所有では世界一だそうです。
3つのプールやヘリポート、最高級ホテル並みの客室を備えるほか、船の中から小さい船が出てきたという目撃情報もあります。
建造費は驚きの350億円!維持費がどれくらいかかるのか、気になるところです。
『A』は兵庫、三重、横浜など日本各地の港に立ち寄り、唐津には先月末にやってきたとのこと。
停泊予定が今月中旬までなので、今はもう出港しているかもしれません。
思いがけず、珍しい船を見ることができてラッキーでした。(管理人)
以前、大川内山にある「のどの神様」を紹介しましたが、合唱人にとって大切なもう一つの器官といえば…「耳」ですね。
先日、耳のトラブルを抱えている人にご利益がありそうな神社を福岡県糸島市で発見しました。
こじんまりした島に祀ってある「箱島様」に奉納されているのは「火吹き竹」。
案内板には「耳に向かって吹けば、耳の病が治癒する」と書かれています。
耳に不安がある方もない人も、糸島半島のドライブを兼ねて、お立ち寄りになってはいかがでしょうか。(管理人)
スーパーの青果売り場に行くと、夏はスイカが目につきます。最近は適当な大きさにカットして売ってあるので、皮の緑色と果肉の赤い色のコントラストがひときわ目立ちます。
ところで、スイカには赤だけではなく、割ると中身が黄色いものがあります。最近はあまり見かけませんが、子どもの頃にはよく食べました。調べてみると、黄色のスイカは「クリームスイカ」と呼ばれるそうです。赤と黄色では栄養成分に違いがあり、赤にはリコピン、黄色にはキサントフィルが含まれるそうです。このキサントフィルは目に良い成分で、ブルーライトをカットする働きがあるとか。現代人にはありがたい成分ですね。以上、スイカの豆知識でした(^_^)(指揮者N)
宴席に向かう途中、時間に余裕があったので、ひとりで伊万里川沿いの遊歩道と旧アーケードを散策することにしました。
その道すがら、今までじっくり立ち寄ったことがなかった仲町観音様の前で足が止まりました。
江戸時代、全国から伊万里焼の買い付けにきた商人が、焼き物の出来と旅の安全を観音様に祈願していたそうです。
慈悲深い観音様と色とりどりの繭玉が織りなす神秘的な世界に魅せられる私。
ふと時計を見ると、宴会開始まで残り10分。ダッシュで駆け付け、何とか間に合いました。(管理人)
定期演奏会が終わってちょうど1ヶ月。
そろそろ次の目標に向かってエンジンがかかり始めたこの時期に、男性の見学者がお見えになりました。
東日本大震災のあと、南三陸町でボランティア活動をされたことがあるそうで、我々が現在練習している復興支援ソング「永遠の花」をいたく気に入られた様子でした。
まだ、入団が確定したわけではないので、お顔にはモザイクをかけていますが、ご縁があればいいなと思います。
他にソプラノも募集中です。興味がある方、ご連絡をください。(管理人)
核兵器のない世界を目指して、今年も約60名のメンバーと共に平和行進に参加しました。ルートは伊万里市役所から有田町役場までの9km。記録的な猛暑が続き、屋外でのイベントが軒並み自粛傾向にあることも踏まえ、今回は例年より短い距離となりました。
汗をふきふき、休憩をはさみながらの3時間、戦争と平和について考えを巡らせる良い機会に恵まれたと思います。
長崎県側に渡された横断幕は、この後、8月1日に平戸市をスタートし、8月5日に最終目的地である長崎市の平和公園に届けられる予定です。(管理人)
氏神様の境内で今年も夏祭りを開催しました。
屋台コーナーでは生ビールやアイス、ジュース、フランクフルト、イカ焼きなどを販売したほか、特設舞台では踊りやのど自慢などが披露されました。今年は新たな試みとして昔懐かしい「二人羽織」をプログラムに加えました。目隠しをした後ろの人が前の人に化粧を施したり、バナナやソフトクリームを食べさせたり、会場は大爆笑。盛り上がりました。
折しも台風12号が翌日に接近する予報で、風雲急を告げる気配がありましたが、影響なく終了することができたことは幸いでした。(管理人)
この夏は大雨に続いて記録的な猛暑で、気象を表す言葉ばかりが新聞やニュースでも目立ちます。ただ、時折「平成最後の夏」という言い回しが耳に入ります。確かに、来年の夏はもう平成ではないんですね。
それでは、ひとつ前の「昭和最後の夏」、私は何をしていたのだろうと考えると、ちょうど「高校生最後の夏」でした。(年齢がばれてしまいますが…)
夏は、合唱コンクールの季節。受験生にも関わらず、連日コンクールに向けて合唱部の部活に励む夏休み。そんな私がその時練習していた曲は、『交声曲
伊万里』の作曲者である、池田松洋先生の作品『女声合唱のための幻想曲 長崎ぶらぶら』。今でも、私の思い出の1曲です。
結局、イベントでもロマンスでもなく、合唱が昭和最後の夏の思い出というのも、私らしい気がして納得しました。(指揮者N)