今日9月1日は「防災の日」です。
大正12年9月1日に発生した関東大震災にちなんで制定されたようです。
今朝は6時30分に熊本地方を震源とする地震が発生し、その揺れで目が覚めました。伊万里は震度2でした。
熊本地震の発生以降、徐々に余震の回数も減り終息に向かっていた感がありましたが、再び不安が募ります。
そして、折しも、台風12号が九州の南を北上しています。
台風は土日にかけて九州を縦断する見込みで、暴風や大雨に警戒が必要です。
天災は忘れた頃にやって来ます。災害への備えを怠らないようにしたいものです。(管理人)
有田焼創業400年を記念して、県立九州陶磁文化館で「人間国宝と三右衛門展」が開かれています。
陶芸の分野で人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定されている井上萬二氏(有田)、中島宏氏(武雄)と、「三右衛門」と呼ばれる今右衛門窯(有田・14代今泉今右衛門氏は人間国宝)、柿右衛門窯(有田)、太郎右衛門窯(唐津)の作品が一同に集まった同展は、まさに「肥前陶磁の美の集結」と言えます。
87歳にしてなお意欲的に作陶する井上氏、青磁の多様な「青」を追及する中島氏、それぞれが歴史と伝統を守りつつも新たな現代の美に取り組む三右衛門。一つ一つの作品が、足を止めて見入ってしまう魅力にあふれた、圧巻の展覧会です。
会期は9月25日(日)まで。「芸術の秋」を堪能しにお出かけください。(指揮者N)
静岡県掛川市の「ヤマハリゾートつま恋」が今年12月25日をもって閉鎖になると発表されました。
「フォークソングの聖地」と呼ばれた「つま恋」では1969年から1986年まで「ポピュラーコンテスト(ポプコン)」の本選大会が開かれていました。
このコンテストからは井上陽水さん、中島みゆきさん、長渕剛さん、八神純子さん、世良公則さん、円広志さんなど数えきれないほどのミュージシャンがメジャーデビューを果たしています。
そして第18回大会のグランプリは「大都会」を歌ったクリスタルキング。
二人のボーカルのうちハイトーンボイスの田中昌之さんは伊万里市出身ということで、当時、「ザ・ベストテン」で熱唱する姿を誇らしげに嬉々として観ていたことを懐かしく思い出します。
そんなフォーク全盛期を体験した私にとって「つま恋」閉鎖は寂しいニュースとなりました。(管理人)
我が家の畑にいちじくの木があり、その熟した実が食卓に並びました。
思い起こせば、子どもの頃、家の裏にいちじくの木がありましたが、甘い匂いに誘われてスズメバチがやって来るようになったために、伐採の憂き目にあって以来、いちじくを食べた記憶がありません。
当時とは別の場所に植えていたことすら知らず、いかに様々な事に無関心で生きてきたかがよくわかります。
久しぶりに食べてみると甘酸っぱく、子どもの頃の記憶が甦ってきました。
アダムとイブの話の中に出てくる「禁断の果実」とはいちじくのことだとか。
また、「不老長寿の果物」といわれるほど栄養価が高く、美容とダイエットに効果が期待できるそうです。
ただし、アクが強く、食べ過ぎるとお腹を壊しますので、お気を付けください。(管理人)
台風の接近により延期をしていた稲刈りがようやくできました。
9月に入ったとはいえ、炎天下での作業はかなり過酷です。
そんな中、作業中の田んぼでは、今回もカエルが至る所で飛び跳ねたり、トンボや蝶が乱舞するなど、癒されるひとときもありました。
私の苦手なヘビまで現れたのは閉口しましたが…。
今年の米は天候に恵まれたこともあり、品質は良さそうです。
本格的な秋はもう目の前に来ています。(管理人)
2001年9月11日、ニューヨークでの同時多発テロから15年が経ちました。その日はちょうど合唱団の練習日で、練習から帰った直後に、旅客機がビルに激突する瞬間がテレビの画面を通して私の目に飛び込みました。あまりの惨劇に言葉を失ったことを今でも思い出します。
さて、この事件をきっかけに作られた曲のひとつが、「ハナミズキ」であることをご存知でしょうか?
私は最初、恋人への想いを歌った曲だと思っていましたが、実は一青窈さんが同時多発テロの後、平和への祈りを込めて作られたのだそうです。
この数年間、日本各地では大きな自然災害が、また世界中ではテロなど様々な脅威が続いています。そして、それに対し音楽界では、合唱はもちろん他のジャンルでも、「平和」や「祈り」をテーマにした曲が目立つようになったと感じます。きっと今日も世界中のどこかで、平和を祈る厳かな歌声が響いていることでしょう。(指揮者N)
先週の土曜日、「出張!なんでも鑑定団in有田」の公開収録が有田町にある焱博記念堂で行われ、観覧者の一人として参加しました。
開演を待つ間、番組のテーマソング、ビートルズの「HELP!」が繰り返し流れ、ムードが高まります。
この日の司会は松尾伴内さん。鑑定士軍団は中島誠之助さん、安河内眞美さん、森由美さんという豪華メンバー。
伴内さん曰く、中島さん親子(森さんは娘)の番組でのツーショットはとても珍しいそうです。
詳しい収録内容はここでは言えませんが、悲喜交々(ひきこもごも)、期待以上の面白さで満足しています。
また、アシスタントの青木直子さんは今回の有田での出演を最後に番組を卒業されました。
出演期間はなんと17年にも及んだそうです。大変お疲れ様でした。
放送はTVQ(テレビ九州)で9月27日(火)午後8:54から予定されています。
是非ご覧ください。(管理人)
雨上がりの夕方、運転しながらふと山のほうを見たら、なんとも不思議な色の光が見えました。
後光が射すとでも言うような光景でしたが、しばらくすると、そこにはいくつかの色が見えてきました。「あ、虹になるんだ!」と気付き、赤信号で車が停まるのを待って、写真を撮りました。
しばらくは短い虹の柱が見えていたのですが、きれいなカーブを描く前に、残念ながら日が暮れて虹は消えてしまいました。
「虹の根元には宝物が埋まっている」という話を聞いたことがあります。何か良いことがありそうな気がした、初秋の雨上がりでした。(指揮者N)
ビートルズ来日50周年となる2016年、アップル・レコード唯一の公式ライブ音源「ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル(LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL)」が9月9日に世界同時発売されました。
1万7千人の絶叫にかき消されるほどのエネルギーに満ちた臨場感あふれるステージは全盛期のビートルズの凄さを十分に体感できます。
しかも未発表音源が4曲も収録され、ファンにとっては垂涎の1枚と言えるでしょう。
不思議な繋がりというか、先週公開収録に行ってきた「開運!なんでも鑑定団」のオープニングに使われている「HELP!」も入っていて、普段聴き慣れたスタジオ録音版とは一味も二味も違う「HELP!」を堪能できます。(管理人)
介護老人保健施設「ケアポート楽寿園」の敬老会にゲストとして参加しました。
今回も伊万里少年少女合唱団の子ども達と一緒です。
1階のホールには入所者やそのご家族、施設関係者など総勢100名を超える方々が一堂に会し、敬老者の紹介やお祝い状の贈呈などが行われていきます。
私たちの演奏が始まると、時には真剣に聴き入り、時には歌に合わせて団員と一緒に「ずいずいずっころばし」や「茶摘み」の手遊びをしてくれたり、私たちにとっても充実した楽しいステージになりました。
この施設の最高齢者はなんと106歳!しかも姿勢よく椅子に座り、終始穏やかな表情で私たちの演奏を聴いてくださいました。
実際に100歳を超えた元気な方を前にすると、50代・60代なんてまだまだ幼く感じられるほどの存在感です。
入所されている皆様がこれからもリハビリを続け、いつまでもお元気に過ごされることをお祈りします。(管理人) ※楽寿園だより
以前は9月15日だった「敬老の日」。2003年の祝日法改正以降は9月の第三月曜日となりました。「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨とするこの日は、なぜ当初は9月15日と定められたのだろう、と思い調べてみました。
1947年(昭和22年)9月15日に兵庫県のある村で始められた「敬老会」が、村の行事から次第に他の地域へと広がったことを由来とする説が有力なようです。
「敬老の日」を定めた国が日本以外にもう一つありました。それはパラオ共和国。こちらでは5月5日と定められているそうです。日本では「こどもの日」にあたりますね。
長い人生を歩んでこられた人生の先輩方の知恵や経験に、私たちが助けられる場面は少なくありません。皆様、いつもありがとうございます。(指揮者N)
先日、面白い歌を教えてもらいました。それは、童謡「どんぐりころころ」(作詞 青木存義 /作曲 梁田貞)を、「どんぐり」ではなく「ころころ」から歌い出し、最後に「どんぐり」を歌うというものです。最初に聴いたときは衝撃的かつ笑いが止まらなくなりました。ところが、これを自分で歌ってみると、慣れるまでは頭を使います。脳トレには良いかもしれません。
さて、「どんぐりころころ」は歌詞が七五調で書かれています。同じ七五調の歌詞を持つ、テレビ時代劇『水戸黄門』の主題歌「ああ人生に涙あり」とは、互いに歌詞を入れ替えて歌うことが出来ます。一発芸を披露する必要に迫られたら、これを歌ってみてください。
日本の歌百選にも選ばれている「どんぐりころころ」。作詞者・作曲者ともに故郷には歌碑が建立されているそうです。秋の散歩道でどんぐりを見つけたら、口ずさんでみたくなるかもしれませんね。(指揮者N)
お彼岸の頃になると、赤い彼岸花が目につきます。不思議なくらいに、季節を間違えることなく咲く花です。
彼岸花の別名は「曼珠沙華」ですが、この名をタイトルにもつ歌が、私の知る限り2曲あります。ひとつは北原白秋の詩による「曼珠沙華(ひがんばな)」。この歌はご存知の方も多いでしょう。妖しげな、でも悲しげな雰囲気の漂う歌曲です。
そしてもうひとつは、山口百恵が歌った「曼珠沙華」(阿木洋子・詞)。こちらは「まんじゅしゃか」と読みます。当時スーパースターだった山口百恵が歌った、大人の女性の恋の歌でした。
最近は赤だけでなく、白や黄色の彼岸花も目にします。風に揺れる彼岸花。いつの間にか季節はすっかり秋です。(指揮者N)
里山を中心に生息するイノシシは植物の根や昆虫、木の実などを食べますが、最近は米や芋、野菜などの味を覚え、農作物に深刻な被害を及ぼすようになりました。
農地への侵入を防ぐ手段として伊万里では「電気柵」が広く普及しています。数メートル置きに支柱を立て、イノシシの鼻の高さとその下に合わせて2本、弱い電流が流れる電線を通し、田畑の周囲を囲います。
イノシシは一度鼻先で電気が流れる電線に触れると、その後は嫌がり柵に近づかなくなるようです。
ただし、草木が茂って電線に触れると電圧が下り、効果が薄れるため、頻繁に草刈りを行う必要があります。
そんな中、二里町で面白い看板を見つけました。
隙あらば収穫前の田んぼへの侵入を試みるイノシシへの警告板です。
これを読んで、思いとどまってくれるイノシシ諸君がいてくれたら大成功ですね。(管理人)
今夜の「開運!なんでも鑑定団」の中で「出張!なんでも鑑定団 in 有田」が放送されました。
県立九州陶磁文化館や陶山神社、有田の街並みなどの紹介に続き、映像は焱の博記念堂へと移っていきます。
公開収録の当日はエンディングまで約2時間かかったので、6人いた依頼人の中で半分ほどしかオンエアされないのではと予想していましたが、きちんと全員を登場させ、しかも見どころを凝縮し、20分にまとめた編集力は見事というほかありません。
なお、応援団席に座っていた伊万里合唱団ソプラノのMさんの姿が大きく映されていました。
しばらくは多くの反響が寄せられることでしょう。(管理人)
職場の同僚から「すだち」を3個頂きました。
徳島の親戚から送られてきたそうです。
大分が「かぼす」の産地なのは知っていましたが、姿かたちが似ている「すだち」とは何が違うのでしょう?
どちらも「ゆず」の近縁種。風味の違いはあるようです。
ゴルフボールくらいの「すだち」に対し、「かぼす」はひと回り大きく、重量感あり。
歴史の古さは宝永6年の文献に登場した「すだち」に軍配が上がります。
この季節はサンマに合いますが、今夜の晩酌は「すだち」入り焼酎と洒落込みます。(管理人)