田んぼに直接種をまく直播きを5月5日に行ってから4か月半。ようやく稲刈りまでこぎつけることができました。
ここまでの道のりは前途多難でした。種を蒔くや否やスズメの餌になったり、なかなか芽が出ずやきもきしたり波乱万丈のスタート。13か所ある田んぼの畦や法面の草刈りは一通り終わった頃には最初の田んぼの草が伸びているというまさに無限ループ状態です。
そして一番の悩みが田んぼの中に容赦なく生えてくるヒエなどの雑草対策でした。種まきから30日ほど経った頃、動噴という機械に水に溶かした農薬(稲以外の草を枯らす)を入れ、それを背負ってぬかるんだ中を隅々まで歩きました。効果は見られましたが、これがかなりの重労働だったため、2回目、3回目の農薬散布をサボり、その結果、雑草が隆盛を極め、見るも無残な痛々しい状況となってしまいました。
稲刈りをするときにこれらの草の茎などが米に混ざってきますが、もみすりの工程で除去することができたことは大きな喜びでした。結果的に「低農薬米」となったことは不幸中の幸いと言えるでしょう。
稲刈り初日は充電をしても回復しなくなったコンバインのバッテリーをホームセンターに買いに行ったりして作業開始時刻が大幅に遅れました。明日は夜露で稲が濡れていなければ早朝から作業に取り掛かります。機械のトラブルなどもなく日没までに無事に完了することを願うばかりです。(管理人)
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