亡き父から引き継いだ米作り。サラリーマンとの兼業ならあまり手間がかからない「直播き」に挑戦してみないか?と近所の親戚から誘われました。4年間の試行錯誤を経て自分なりにノウハウを確立したそうで、熱心な勧誘に押され無謀にもチャレンジをしてみることになりました。
この直播きというのは箱苗を育て、田植え機で植えていく一般的な方法ではなく、種を田んぼのあぜ道から機械で吹き出し、蒔いていくというかなりワイルドな農法です。
いつまで経っても田植えをしないので農家の皆さんに農業を止めたんじゃなかろうかと心配をされてもいけないのであらゆる場面で宣言をしてきました。
しかし、これが難しい。「種を蒔いたあとは水を溜めないように」という指導に従い過ぎて地割れ状態の超乾燥田んぼになってしまい、慌てて水を入れました。
そして水を得た魚状態になったのがこちらのヘビ。私が最も苦手としている生き物です。あぜ道を歩いているときに遭遇し「シッ、シッ!」と言っても動こうともしません。仕方なく足元の泥を投げているうちに田んぼの中へと去っていきました。
農業の難しさとヘビに困惑されている跡継ぎ一年目の直播き稲作。失敗する可能性も大いにあります。果たしてどうなるのか。朝5時に起きて田んぼの見回りをしながら研究をする日々は続きます。(管理人)
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