ここ数日は雨模様の伊万里ですが、まだまだ残暑が続いています。ところで、「残暑」とは何ぞやと思い調べてみると、「立秋から秋分までの間に気温が高く暑さがおさまらないこと」を指すそうです。何気なく使っている言葉ですが、ちゃんと定義はあるんですね。
ならば、「残暑」を日本語以外の言語に訳したらどうなるのか調べてみました。
・英語:Late summer heat
・フランス語:Chaleur de fin d‘été
・イタリア語:Calore di fine estate
・スペイン語:Calor de finales de verano
・ドイツ語:Spätsommeshitze
・中国語:秋老虎
このような表現になるそうです。中国語では厳しい残暑は「秋の虎」なんですね。
フランス、イタリア、スペイン語の最初の言葉は、すべて「熱」を意味する単語で「カロ」に近い発音をします。もしかして、よく知られた解熱剤の「カロナール」もこれに由来するのかなと思いましたが、こちらは「痛みがとれ軽くなる、という効果から命名された」とのことで関係なかったようです。
残暑はもうじき終わりを迎えますが、コロナはまだまだのようです。去りゆく夏、おそらく駆け抜けていくであろう秋、体調に気をつけながら移りゆく季節を楽しみたいですね。(指揮者N)
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