今年のプロ野球。セ・リーグは早くも、阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を決めました。虎ファンの皆様、おめでとうございます!片やパ・リーグ、苦戦の続くソフトバンクホークスはいかなる結果を出してくれるのか…。
さて、阪神タイガース応援歌と言えば、おなじみの「六甲おろし」。優勝決定の際は、どのニュース番組からも流れてきましたね。ところがこの歌、本当のタイトルは「六甲おろし」ではありませんでした。
調べてみると、「阪神タイガースの歌」というのが正式な曲名です。しかし、このタイトルも昭和36年(1961年)以降のもの。昭和11年(1936年)に「大阪タイガースの歌」として誕生し、球団名の変更とともにタイトルが変わりました。
作曲は、「栄冠は君に輝く」と同じ古関裕而氏。現存する球団歌としては戦前から歌われる日本最古のものになるそうです。
さらに、普段は「六甲おろし」と表記しますが、歌詞を見ると「六甲颪に颯爽と〜」と漢字で「颪」と書かれていました。こんな漢字、書けと言われてもピンと来ません。阪神優勝のおかげで、漢字を一つ覚えました(笑)
どんなスポーツでも、ファンが声を合わせる応援歌のパワーには物凄いものがあり、やはり歌の力はすごいなあ、と気付かされます。「六甲おろし」に背中を押される猛虎の快進撃、まだまだ続きそうです。若鷹軍団も虎に負けずにがんばれ!!(指揮者N)
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