ふと気がつくと蝉の声が静まり、代わりに秋の虫がどこかでコロコロと鳴いています。カレンダーを見れば、今年も残り4ヶ月。まだまだ暑いと思っていても、いつの間にか季節は移り変わっていました。これでは「ボーッと生きてんじゃねーよっ!」とチコちゃんに叱られそうです。
叱られないよう、今週からは組曲『海鳥の詩』の練習を始めました。まずは1曲目の「オロロン鳥」。オロロン鳥とは、北海道・天売島(てうりとう)に住む、絶滅を危惧される鳥です。別名ウミガラスとも呼ばれます。険しい断崖で寒さに耐え、命を育み生き抜く鳥たち。音楽と言葉で、これをどう表現し歌い上げていくのか。これから取り組んでいきます。
秋の訪れとともに、来年の定期演奏会へ向けて、試行錯誤のスタートです。ボーッとしてはいられないですね、指揮者さん(笑)(指揮者N)
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