北海道では行く先々で先住民族であるアイヌの文化に触れることができます。全てのものに魂が宿ると考え、自然とともに生きたアイヌの人々には深く共感します。ニセコや知床といった地名だけでなく「トナカイ」や「ラッコ」「シシャモ」などもアイヌ語だそうです。
ところで、来年の定期演奏会で演奏する組曲が一昨日決まりました。「海鳥の詩」という作品です。舞台は北海道。厳しい環境にありながら強く生きる海島に姿を重ねる人々が描かれている名作です。
私が入団した直後、今から10年前の定期演奏会で歌ったことがある作品ですが、強風に向かって必死で飛ぶ海島を間近で見てきた経験やアイヌの人々への思いが新たな自分なりの解釈に繋がるのではと期待しています。
とりとめもなく発信してきた北海道旅行のレポートはこれで7本。そろそろ最終回とします。お付き合いいただきありがとうございました。(管理人)
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