「上手に歌えるようになりたい」という願いは合唱人なら誰もが抱いています(たぶん)。発声トレーニングを受けてみたいという声が団員から上がり、来月から月に1回、専門の先生に指導を受けることになりました。
適任者としてご相談をしている先生から、まずは普段の練習を観察したいと要望があり、昨夜見学に来られました。
しばらくご覧になったあとに感想を求めると、「全員が巻き肩で歌っている」という指摘を受けました。「巻き肩って何?」巻き髪や巻き爪、巻き舌なら知っているけど私のボキャブラリーにはありません。調べてみると巻き肩とは本来の位置よりも肩が前に出て固まった状態のことで、長時間のパソコンやスマホ操作、横向きに寝る人がなりやすいようです。壁に背中をぴったりと付け、肩と壁の間に空間があれば「巻き肩」ということになります。
体全体を楽器として鳴らすためには姿勢を整えることが大切だということで、先生考案の「巻き肩体操」を教えていただきました。姿勢が悪く体も硬い私にとっては負荷がかかる体操ですが、「年をとっても錆を落とせば声が出るようになる」との言葉に望みをつなぎ、自宅でも今日から実践しています。
来年の定期演奏会でお客様から「伊万里合唱団は進化した」と褒めていただけるようボイストレーニングに励んでいきたいと思っています。(管理人)
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