松浦党研究連合会の総会に出席するため今年の開催地である平戸市に行ってきました。私にとって久しぶりの平戸です。自宅から平戸大橋までの所要時間を計ってみるとわずか35分。いかに長崎県寄りに住んでいるかがわかります。
松浦党とは中世における豪族の連合体で、本拠地は伊万里市東山代町にある山ン寺に置かれました。合議制・共和制を採用した当時としては画期的な集団で、元寇による猛攻から日本を防衛したことでも知られています。
引き続き開かれた研究大会では平戸市文化交流課の学芸員による九州北西部一帯に点在する山城に関する研究成果の発表などがありました。
「歴史とは覚えることではない。調べることである。」講師のその言葉にいたく感銘を受けました。栄枯盛衰の歴史をひも解き、想いを馳せる。生涯学習に相応しい意義深い活動です。(管理人)
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