オーストリアはウイーン郊外にあるルースドルフ城。ここでは300年前に海を渡り絢爛豪華に飾られていた古伊万里が戦争という時代の波に翻弄され破片となってしまっても変わらぬ宝物として守られてきました。
それらの品々とともに城主が所有する陶磁器コレクションを海外で初めて公開する巡回展「海を渡った古伊万里~ウイーン、ロースドルフ城の悲劇~」が現在九州陶磁文化館で開催されています。古伊万里が辿った数奇な運命と戦争の愚かさ、平和の尊さについて思いを巡らす機会になることでしょう。
期間は7月18日まで、観覧料は一般600円です。(管理人)
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井手淑子 (木曜日, 02 6月 2022 08:45)
昨日、行って来ました。
あらためて、古伊万里陶磁器の素晴らさを感じ ヨーロッパの人びとに感動をもたらした磁器に
目を見張りました。