GW目前のこの時期。いたる所で鯉のぼりを見かけるようになりました。私たち伊万里合唱団が3年越しで練習している「混声合唱のための唱歌メドレー ふるさとの四季」にも「鯉のぼり」は掲載されています。
出だしの「甍(いらか)の波と雲の波」と終わりの「高く泳ぐや鯉のぼり」に挟まれた歌詞が「重なる波の中空(なかぞら)を 橘(たちばな)かおる朝風に」だったなんて記憶にありません。2番に至っては完全にお手上げです。
私が不真面目だったからだろうと思っていましたが、調べてみると昭和52年の文部省の指導要領改訂により一旦は教科書(小学5年生)から姿を消し、平成元年に復活するという数奇な運命を辿ったことがわかりました。ということは私が覚えていないことにも納得がいきます。
それはさておき、大正2年に作られた七五調のこの傑作が将来にわたり歌い継がれていくことを切に願います。(管理人)
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