焼き物で知られている伊万里市ですが、旧石器時代の研究者にとって伊万里と言えば「腰岳の黒曜石」と返ってくるほど、腰岳は九州随一の黒曜石原産地として知られています。良質で埋蔵量が豊富な腰岳産黒曜石は九州内だけでなく西日本各地や琉球列島、朝鮮半島でも使われたことがわかっています。
そんな腰岳産黒曜石に関して近年進められてきた学術調査の報告と市民向けの講座を行う初のシンポジウムが今週末の9日(土)・10日(日)の2日間にわたり伊万里市民図書館のホールで開催されます。
市民向けの講座は10日(日)の午前9時30分から午後0時10分まで。その他の各種報告やシンポジウムは研究者向けですが一般の方も聴講は可能となっています。入場は無料。会場の定員は先着140名で予約は不要です。関心がある方はご来場ください。(管理人)
*詳しくはチラシをご覧ください。 → こちら
《関連》歴史民俗資料館では11月14日まで黒曜石に関する展示を行っています。(入館無料)
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