気付けば11月の半ば。コロナウイルスの流行に振り回されてばかりの2020年も、いつの間にか残り少なくなってきました。
街の中や駅周辺では、そろそろイルミネーションの準備が始まりました。11月28日(土)の夜から「第18回
輝けイマリフェスタ」のイルミネーションの煌めきが、伊万里の街の冬を彩ります。
さて、年末に向かうこの時期に欠かせないものが、今年は1つ見当たりません。それは、『第九』の演奏会。今年はベートーヴェン生誕250年のメモリアルイヤーであるにも関わらず、コロナの影響で第九の大合唱が聴こえてこない冬。第九を歌い上げる合唱団員の表情は、イルミネーションに負けじと煌めくのに、これを見られないのは本当に残念なことです。来年は第九に限らず、音楽を心ゆくまで楽しめるようになって欲しいと、音楽に携わる者として切に願います。(指揮者N)
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