以前、地元の歴史について少し調べていた時のことです。ある資料にたどり着き、それを読み進めていると、時代背景の資料として示された写真が目に留まりました。写真に写っているのは、なんとなく見覚えのある人物のような…。「ん?」と思うこと数秒、それは私の祖母と、その姉である大伯母に見えました。母に写真を見せて確かめると、「えぇーっ!」とびっくり。祖母も大伯母もすでに他界しているので、祖母の妹にも写真を見せて確認したところ、間違いありませんでした。
場所や時代から見て、祖母も大伯母もまだ結婚前のうら若き頃の姿。でも、セピア色の写真の中には、私が知るふたりの面影がありました。数十年の時を越えた祖母との再会には、本当に驚きました。世の中には、こんな偶然もあるものです。(指揮者N)
コメントをお書きください