先日訪問先の庭に、皇帝ダリアが青空に向かうように大輪の花を咲かせていました。晩秋の頃に咲く花でとても美しく、皇帝の名前に負けない雄大な雰囲気を持っています。花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」だそうです。気を付けてあちこちを見てみると、コスモスや菊は定番で、萩や撫子、女郎花などの秋の七草、尾花(ススキ)も風に揺れています。秋の情景が感傷的になりやすい雰囲気を高めていきます。
さて12月1日は伊万里市民音楽祭。伊万里合唱団も出場し、2曲披露する事になっています。指揮者からは、歌詞の意味、言葉の意味、その情景を思い浮かべて歌うように指示が出ています。私なりに物語性を想像し、懸命に歌おうとはしますが、想いと現実はなかなかの格差があるようです。
本番の時、刺激を受けた皇帝ダリアのように、雄々しく物語を語れるくらい歌い上げ、観客の皆様に歌の世界に入り込んで頂きたいものだと、乙女の真心(?)で妄想を膨らませて、歌詞の暗譜に励んでいる毎日です。(とさっぽ)
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