最近は合唱団の演奏を、後日録画で確認することが多くなりました。合唱を聴き、舞台上の全体の様子を見るのはもちろん、演奏中の指揮者は後ろ向きなので、私は自分の後ろ姿をじっくり見ることになります。指揮する姿勢、無駄な動きなどの悪い点を反省するためには、録画は良い材料です。
さて、今年の定期演奏会の録画を見た時のこと。指揮をする自分の後ろ姿に、変化を感じハッとしました。常に背中に漂っている緊張感が、心なしか以前よりも薄れて見えました。良くも悪くも舞台に慣れてきたサインでしょう。団員さんの前では、このくらいが良いのかも。でも、必要な緊張感はしっかり残さなくては、と自戒しました。一方で、年々背中が丸みを帯びてきたような…。こちらは体重計も観察して大反省します(笑)(指揮者N)
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