この夏は大雨に続いて記録的な猛暑で、気象を表す言葉ばかりが新聞やニュースでも目立ちます。ただ、時折「平成最後の夏」という言い回しが耳に入ります。確かに、来年の夏はもう平成ではないんですね。
それでは、ひとつ前の「昭和最後の夏」、私は何をしていたのだろうと考えると、ちょうど「高校生最後の夏」でした。(年齢がばれてしまいますが…)
夏は、合唱コンクールの季節。受験生にも関わらず、連日コンクールに向けて合唱部の部活に励む夏休み。そんな私がその時練習していた曲は、『交声曲
伊万里』の作曲者である、池田松洋先生の作品『女声合唱のための幻想曲 長崎ぶらぶら』。今でも、私の思い出の1曲です。
結局、イベントでもロマンスでもなく、合唱が昭和最後の夏の思い出というのも、私らしい気がして納得しました。(指揮者N)
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