今回、オペラ『カルメン』から2曲を取り上げるので、インターネットで情報を探していた時のこと。「カルメン」と打ち込んで検索していると、目に留まったのが「カルミン」。それは、明治製菓が大正時代から販売していたお菓子の名前でした。2015年に生産・販売が終了したので現在は入手できませんが、ミントの清涼感が懐かしいお菓子です。
さて、今度はカルメンのアリア「ハバネラ」を調べていると、出たのは激辛の香辛料の「ハバネロ」。一時はギネスブックに載ったくらいの唐辛子ですから、辛いものが苦手な私などは絶対口にできません。
カルメンとカルミン、ハバネラとハバネロ、一文字違いでいずれも似て非なるもの。しかし、どちらも食品名に繋がったのは面白いなと思いました。ちなみに、ハバネラに似た「ババヘラ」というものもあります。意味を知りたい方は調べてみてください。面白いですよ。(指揮者N)
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