伊万里港開港50周年記念事業の一環として、国内最大の帆船「日本丸」が11月3日、伊万里港(久原3号岸壁)に入港しました。
日本丸はJMETS(海技教育機構)の練習帆船で航海士や機関士を目指して日夜訓練をしている実習生96名と、訓練を支える乗組員50名、合わせて146名が乗船されています。
入港日にはセイルドリル(岸壁係留の状態で帆を広げる訓練)が、そして4日には船内の一般公開が行われ、市内外から多くの来場者が訪れました。
セイルドリルのあと、船から下りてきた実習生が記念撮影をしている場面に遭遇しました。若い彼らにとって、日本丸は誇りであり、憧れの存在であることが想像できます。
近い将来、LNG船や原油タンカー、貨物船、カーフェリーなど様々な内航船や外航船で活躍することになりますが、日本丸で過ごした仲間との時間はかけがえのない財産になることでしょう。
その美しい姿から「太平洋の白鳥」と称される日本丸。11月7日に次の寄港地、名古屋港に向けて出港します。(管理人)
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