音楽の演奏には不可欠なのが、楽譜。楽譜の最初には必ず、その曲の拍子を表す数字が記されていますね。3拍子、4拍子、6拍子などはよく見かけますが、5拍子や9拍子など目にする機会の少ないものが登場する曲もあります。
この拍子を曲のタイトルにしたのが、ジャズのスタンダードナンバーの「Take
Five(テイク・ファイヴ)」。ジャズピアニストのデイヴ・ブルーベックが作曲し、彼の代表作となりました。タイトルにはピンと来なくても、サックスが奏でるメロディーを聴けば「ああ、あの曲ね」と誰もが思う曲のひとつです。この曲、タイトルのとおり5拍子のリズムで演奏されます。10代の頃、このリズムとメロディーがなんともカッコ良く聴こえて、好きになりました。今でもたまに聴きたくなります。
ちなみに、「テイク・ファイヴ」という名前のカクテルもあるそうです。機会があれば、バーでカッコ良く、さりげなく注文してみたいものです。(指揮者) YouTuve Take Five
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