ようやく桜も満開の頃を迎えた4月8日(土)の夜、唐津市高齢者ふれあい会館(りふれ)で、唐津市在住の声楽家・永富啓子さんのソプラノ・リサイタルが開かれました。
永富さんは唐津市出身で、長いウィーンでのご活躍を経て、現在も唐津や東京で活動されています。プログラムは第1部が日本の歌、第2部がドイツの歌。懐かしい童謡、叙情的な日本歌曲、春の訪れや切ない思いを歌うドイツ歌曲、どれも素晴らしい演奏で、ほぼ満席のホールに響き渡るソプラノの歌声に観衆は魅了されていました。私個人的には、最後に歌われた『母さんの自慢話』という、母親が自分の可愛い娘をいとおしくてたまらず自慢するというドイツ歌曲が、楽しくてとても好きでした。
永富さんは現在、唐津で「混声合唱団 神田の杜」を指導されており、実は私もその合唱団に参加して永富先生のご指導を受けています。今年は6月10日(土)が定期演奏会。永富先生、私もがんばって歌います!(指揮者N)
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