年末に知人から、立派な赤いシクラメンの鉢植えをいただきました。乾燥しないよう水やりに気を付けたり、枯れた花はマメに摘み取ったりと可愛がっています。
シクラメンといえば思い出されるのは、1975年に大ヒットした名曲『シクラメンのかほり』でしょう。小椋佳の作詞・作曲、歌は布施明という作品でした。当時の私はまだ幼かったので、歌詞の意味など理解できませんでしたが、テレビやラジオでたびたび耳にしていたので、切ないメロディーと布施明の歌声はしっかり記憶しています。
実際はシクラメンにはほとんど香りがないのですが、この歌のヒットを受けて、香りをもつよう改良されたシクラメンも誕生したそうです。大ヒット曲の影響力はすごいですね。
もとは地中海地方が原産地。「カガリビバナ(篝火花)」という別名を持つ、冬の窓辺によく似合う花です。(指揮者N)
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