この冬一番の寒さが日本列島に訪れた去る1月14日と15日、大学入試センター試験が行われました。雪に見舞われた地域もあり、受験生も大変だったでしょう。
その昔、私が受験生だった頃の話になりますが、私が受験したのは平成元年のことでした。当時実施されていたのは、今は懐かしい「共通一次試験」。ですが翌年からはセンター試験に変更されることが決まっていたので、私は最後の共通一次試験の受験生になりました。
受験会場は佐賀大学だったので、初めて大学という場所を訪れたのもこの時でした。こうして当時のことを書いていると、試験開始前の緊張感や、「マークシート用」と書いてあるので買ってしまった鉛筆の、芯の硬さが手に伝わる感触をなんとなく思い出します。
あれから長い年月が経ち、勉強するにも体力が必要だということを今はつくづくと感じます。頭の回転も体力も10代の頃のようなわけにはいかないと、受験の思い出とともに痛感する40代なのでした。(指揮者N)
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