寒くなると、どこからともなく「い~しや~き、いも~、焼き芋~」という声が…。石焼き芋を売るトラックから聞こえるアナウンスですが、なぜか我が家の近くに焼き芋屋さんが来るのは、決まって日も暮れた夕食の時間。このタイミングでは焼き芋を買いに行くことができません。もうちょっと違う時間帯に来てくれないかといつも思います。
落ち葉をかき集めた「たき火」の中にサツマイモを入れて焼き芋をしていたのは昔の話。今は世の中の事情も様々に変わり、たき火も簡単にはできません。童謡『たきび』(作詞:巽聖歌、作曲:渡辺茂)のような、寒い日にたき火を囲んで暖まる光景は私たちには懐かしく、現代の子どもたちには珍しいものになりつつあります。
さて、変わらないのは焼き芋の優しい甘さ。今日は焼き芋屋さんは来ないかなあ…。(指揮者N)
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