この季節、河川敷や線路沿いなどで目にするのが、ススキとセイタカアワダチソウ(以下「セイタカ」と表記)です。
セイタカは観賞用として輸入されたことがきっかけで1970年代に大繁殖し、ススキなどその土地に生育していた植物を瞬く間に駆逐してしまいました。
このことは私が小学生のときの国語の教科書に載っていたような記憶があります。
ところが、この関係は平成に入ると逆転します。土地に蓄積されていた肥料成分をセイタカが使い切ってしまったせいで勢いが衰え、代わってススキなどの在来植物が再び勢力を取り戻しつつあるそうです。両者の仁義なき戦いの行方は今後も目が離せません。(管理人)
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