里山を中心に生息するイノシシは植物の根や昆虫、木の実などを食べますが、最近は米や芋、野菜などの味を覚え、農作物に深刻な被害を及ぼすようになりました。
農地への侵入を防ぐ手段として伊万里では「電気柵」が広く普及しています。数メートル置きに支柱を立て、イノシシの鼻の高さとその下に合わせて2本、弱い電流が流れる電線を通し、田畑の周囲を囲います。
イノシシは一度鼻先で電気が流れる電線に触れると、その後は嫌がり柵に近づかなくなるようです。
ただし、草木が茂って電線に触れると電圧が下り、効果が薄れるため、頻繁に草刈りを行う必要があります。
そんな中、二里町で面白い看板を見つけました。
隙あらば収穫前の田んぼへの侵入を試みるイノシシへの警告板です。
これを読んで、思いとどまってくれるイノシシ諸君がいてくれたら大成功ですね。(管理人)
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