今日は七夕。天の川をはさんで離ればなれになっている織姫と彦星が、一年に一度だけ会うことが出来る日です。
さてこの二人、どうやって天の川を渡るのかというと、七夕の日だけは「かささぎの橋」が架かるのだそうです。かささぎという鳥が二人を哀れに思い羽を広げて橋を架ける、と昔から言われており、百人一首にも詠まれています。かささぎは佐賀県ではカチガラスと呼ばれ、県の鳥に指定されています。「かささぎ室内合奏団」などもあるように、佐賀ではなじみの深い鳥ですが、七夕の日にこんな大事な役目をつとめているんですね。
まだ梅雨の明けないこの時期、七夕の夜が雨模様になることもしばしばです。今宵の空はいかがでしょうか。(指揮者N)
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