旧暦では6月のことを「水無月(みなづき)」と呼びます。田植えのために田に水を入れる頃なので「水の月」という意味なのだそうです。「水の無い月」ではないんですね。
「水無月」という和菓子もあります。1年の半分が終わる6月30日を「夏越の祓(なごしのはらえ)」といい、半年間の災厄を払う風習がありますが、京都ではこの日に水無月を食べるのだそうです。白い三角形のういろうを氷に見立て、上に魔除けの意味の小豆がのったお菓子です。
九州は1月の大雪に始まり、4月の熊本地震、最近の梅雨にともなう大雨、と今年はたびたび自然災害に見舞われています。
夏越の祓の今日は、これから半年の無事を願うばかりです。(指揮者N)
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