昨日、東京・井の頭自然文化園で飼育されていたゾウのはな子が亡くなった、とニュースで報じられていました。戦後まもなく日本に来たはな子は、国内最高齢の69歳だったそうです。
私は実際にはな子を見たことはありませんが、晩年のはな子と、はな子を見に来る様々な人たちを取材したドキュメンタリー番組を数ヵ月前に見ました。高齢の方たちは、自分たちの人生をはな子に重ねて、「はな子が元気でいることで、自分も励まされる」と話していました。
ゾウといえば、童謡「ぞうさん」や、読むたびに涙があふれた絵本「かわいそうなゾウ」が頭に浮かびます。大きな体に長い鼻と優しい目で老若男女に愛された、ゾウのはな子の冥福を祈ります。(指揮者N)
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