混声合唱組曲「母の手」の最後は、「木のように(老木)」という曲です。
詩画集『鈴の鳴る道』には「老木」というタイトルで掲載されています。年老いた大木の姿に、あの木のように無欲で、周りを包み込むように優しく歳を重ねていきたい、という作者の願いが込められた詩です。
曲調も明るく、ステージの最後にはきっと爽やかな印象が残ることだと思います。
6月の定期演奏会に向けて、現在この組曲の練習に励んでいます。5つの曲に込められた、命の尊さや前向きに生きることの素晴らしさを、ぜひ皆さまにも客席で感じていただきたいと、指揮者として心から願っています。(指揮者N)
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