2016/04/06 母の手(「母の手」より) この合唱組曲のタイトルでもある、4曲目「母の手」は、「ばら・きく・なずな」の3つの詩で構成されています。 「ばら」「きく」では咲く花の色や姿に自分の母親を重ねて描き、「なずな」ではナズナ(ぺんぺん草)の揺れる様を見て、動かない自分の手が「たった一度だけ動くなら」と叶わぬ願いが胸に込み上げる、少し切ない曲です。 この曲は、指揮をしながらも時おり涙ぐみそうな気持ちになります。 「ばら・きく・なずな」の三篇は、詩画集『風の旅』に掲載されています。(指揮者N) tagPlaceholderカテゴリ: 2016年4月 コメントをお書きください コメント: 0
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