今年の五月、父親の百ケ日の法要に合わせて遺骨を墓に納骨しました。その際、住職から卒塔婆(そとば)を授けていただきました。卒塔婆とは、故人を供養するために経文や戒名などがかかれた縦長の木の板で、お墓の後ろや脇に立てます。
住職によるとこの板は大工だったうちの父親が作りお寺に寄進していたそうで、在庫が底を尽きかけていました。それを聞き住職に対し「これからは父親の跡を継いで自分が作る」と宣言。師匠がいない中、試行錯誤で取り組むことになります。
父親は曲線もノコギリでカットしていましたが私にそこまでの技術がないことから中古の電動糸鋸を入手し、使っていない部屋を工房にして製作を始めました。この糸鋸はとても振動が大きく、下書きの線どおりになかなか切ることができません。それでも失敗作を積み重ねるうちにコツを掴み、3枚目から量産体制に。昨日は9枚を一気に作り、初納品にこぎつけることができました。
卒塔婆の製作には労力が必要ですが「徳を積む」ことにも繋がりますので、私の務めとして続けていきたいと思います。(管理人)
12月1日に市民センターで開催される市民音楽祭で歌う曲の楽譜が配られました。タイトルは「ボクはウタ」、2021年に第一刷が発行された比較的新しい曲です。
これからの合唱活動を共に盛り上げていくために、みんなの愛唱歌となるような歌詞を募集し、人気作曲家である信長貴富さんが作曲するという企画で生まれた作品です。
楽譜を受け取って驚いたのがそのページ数。23ページもありました。時間的には6分程度ということで特段長くはないのですが、組曲以外でこんな厚い楽譜は記憶にありません。
さっそく音取りを始め、全体合唱は最初の4ページまでなんとなく完了しました。意外に早く最後までたどり着くかもしれません。
練習会場に小さなコオロギが迷い込みました。季節は徐々に初秋へと移りつつあります。あっという間に市民音楽祭の本番を迎えることになるんでしょうね。(管理人)
車庫のシャッターを中途半端に開けていたことを忘れ、軽トラをバックで入れようとしてラジオのアンテナを折ってしまいました。ラジオが聴けない軽トラほど寂しいものはありません。ディーラーに相談したところ工賃込みで費用は1万2千円。「高いなー」ということで、できるだけ安く抑えるために自分で修理に挑戦することにしました。
部品はネット通販で3千円。意気揚々と作業に取り掛かりましたが悪戦苦闘の連続。自動車整備や電気の知識がない私にとって予想以上の高い壁が立ちはだかりました。作業1日目はあえなく撃沈。2日目にようやく成功しました。汗だくになりながら大変な思いをしましたが、自動車の構造や電装品との関係性が勉強できた良い機会になりました。
カーラジオから聞こえてきたNHKのど自慢の歌声、感無量です。(管理人)
前回のブログはアンテナ交換の話題でしたが、今回の話題はステッカーです。農作業というのは地味でテンションが下がることも往々にしてあることからせめて軽トラだけでも面白くしたいということでカーライフ初のステッカーを貼ることにしました。今年の4月にネット通販で取り寄せ、実際に作業をしたのはお盆休み。忙しさにかまけて4か月も経っていました。
自動車用のステッカーというのは表(おもて)と裏に剥離シートがあります。この2枚のシートの間にイラストの部分がありますが、うまくシートを剥がさないと気泡ができたりイラストがシートについてきてちぎれます。時間をかけて慎重に作業を進めた結果、なんとか成功し、胸を撫で下ろしました。
私が選んだイラストは「高原の山と木々」。生活に余裕ができたらいつかこういうところに行きたいという願望が込められています。伊万里市近辺でこのステッカーを見かけた方、管理人が乗ってます。(管理人)
待ちに待ったSAGA2024国民スポーツ大会のビーチバレーボール競技が今日から始まりました。イマリンビーチを舞台に来週火曜日までの4日間にわたり高校生たちの熱戦が繰り広げられます。
参加チームは全国各地のブロック予選を勝ち抜いた男女それぞれ24チーム。そして100名を越えるスタッフ(競技役員、地元高校生、ボランティア)の方々により大会が運営されています。
私はバレーボール協会関係者として会場内に入場する方々の受付を担当。そして同じく伊万里合唱団のYさんはボランティア団体の一員として案内所の業務に従事していただいています。
気になる地元佐賀県チームは大きな声援を背に男女とも初戦を突破し順調な滑り出しを見せてくれました。明日はベスト8進出をかけて男子は福島県、女子は長野県代表と対戦します。あと3日間、大会の成功と佐賀県チームの活躍を願いながら私も裏方を頑張ります。(管理人)
9月14日から始まったSAGA2024国民スポーツ大会ビーチバレーボール競技は本日行われた男女の決勝戦をもって終了しました。男子は長崎県が優勝し愛媛県が2位、そして女子は愛媛県が優勝、東京都が2位に入りました。
イマリンビーチには連日多くの観客が詰めかけ大成功の大会となりました。猛暑の中、懸命にボールを追う選手たちの姿に感動するとともに、大会を支えた競技役員や地元高校生、伊万里市役所の職員の皆様方のチームワークは見事というほかありません。
私も含め皆さんの疲れはピークに達していましたが、大きな仕事を成し遂げた充実感で心が満たされています。全ての皆様に感謝申し上げます。(管理人)
田んぼに直接種をまく直播きを5月5日に行ってから4か月半。ようやく稲刈りまでこぎつけることができました。
ここまでの道のりは前途多難でした。種を蒔くや否やスズメの餌になったり、なかなか芽が出ずやきもきしたり波乱万丈のスタート。13か所ある田んぼの畦や法面の草刈りは一通り終わった頃には最初の田んぼの草が伸びているというまさに無限ループ状態です。
そして一番の悩みが田んぼの中に容赦なく生えてくるヒエなどの雑草対策でした。種まきから30日ほど経った頃、動噴という機械に水に溶かした農薬(稲以外の草を枯らす)を入れ、それを背負ってぬかるんだ中を隅々まで歩きました。効果は見られましたが、これがかなりの重労働だったため、2回目、3回目の農薬散布をサボり、その結果、雑草が隆盛を極め、見るも無残な痛々しい状況となってしまいました。
稲刈りをするときにこれらの草の茎などが米に混ざってきますが、もみすりの工程で除去することができたことは大きな喜びでした。結果的に「低農薬米」となったことは不幸中の幸いと言えるでしょう。
稲刈り初日は充電をしても回復しなくなったコンバインのバッテリーをホームセンターに買いに行ったりして作業開始時刻が大幅に遅れました。明日は夜露で稲が濡れていなければ早朝から作業に取り掛かります。機械のトラブルなどもなく日没までに無事に完了することを願うばかりです。(管理人)
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、いったい秋はいつ来るのだろうと思うような暑さが続いています。昔は秋といえばおしゃれなファッションの季節でしたが、9月も終盤なのにまだまだ秋色の装いなどピンと来ない気候です。
この時期、いつもなら黄金色の稲穂が頭を垂れる田んぼの周りを、真っ赤な彼岸花が彩っているのが常ですが、今年はなかなか彼岸花を見かけません。咲いていてもチラホラという感じ。調べてみると、やはり長く続く猛暑と水不足などが原因のようです。異常な暑さの夏が終わらなければ、お彼岸が来ても花は咲かないんですね。
彼岸花は別名「曼珠沙華」。サンスクリット語で「天界に咲く花」の意味。仏教の経典では、良いことが起こる兆しに天から赤い花が降るとされているのだそうです。災害など悲しいニュースが多い昨今、赤い花がもたらす吉兆と実りの秋が待たれます。(指揮者N)
指揮者として永年にわたり佐賀大学管弦楽団を指導してくださった恩師を囲む会が先週末に佐賀市で催されました。
第1部は演奏会。モーツァルトのフィガロの結婚序曲、ハイドンのチェロ協奏曲第1番、チャイコフスキーの交響曲第5番(通称チャイ5)を各地から駆け付けた30代から60代までのOB約80名で編成されたオーケストラによって演奏されました。私は客席で鑑賞。特にチャイ5は今から35年前、卒業を控えた最後の定期演奏会で演奏した思い入れのある曲ということもあり感激で目頭が熱くなりました。
そして第2部は大懇親会。幅広い年代の参加者と交流を深めることができました。このとき、現在もアマチュアオーケストラで活動をされている3学年上の先輩から勧誘目的で「バイオリン練習始めてください」との指令がLINEで来ました。ムリムリ!と思う一方で、色んな肩の荷が下りて身軽になったら再開したいなという願望もあります。それはさておき、本当に楽しく名残惜しい一日になりました。恩師と企画をしてくれた方々に感謝します。(管理人)