私の夢のひとつは「甲子園で伊万里高校の校歌を歌うこと」でした。
伊万里高校の校歌は、男声パートの他、女声はソプラノとアルトに分かれるという全国的にも珍しい混声3部合唱の曲となっています。
ところで、女声のパート分けの基準は何だったのか、少し前に、同級生の中で話題になったことがあります。諸説ありましたが、芸術教科で「音楽」を選択した生徒が、授業の中でアルトのパートを覚えたという結論に至りました。(今はどうされているのか、わかりません)
片岡繁男作詞、森脇憲三作曲による校歌はゆったりとした導入部から軽快なテンポの中間部へと続き、男女の掛け合いを経てフィナーレを迎える構成で、芸術性の高さは他に類を見ないと思っています。
(故)片岡繁男先生は「愛郷の詩人」と呼ばれ、「交響詩伊万里」「交声曲伊万里」の作詩者としても有名な方でした。
また、生前は伊万里合唱団の指揮者Nさんと手紙を通した交流が続いていたこともあり、今年6月の定期演奏会では「交声曲伊万里」をプログラムに加え、練習に励んでいます。
今回のセンバツでは、自分の作品が甲子園で響き渡り、きっと喜ばれていることでしょう。
私も、生きているうちに叶うことはないと思っていた夢が現実のものとなり、感無量です。生徒たちには感謝の言葉しかありません。(管理人)
↓↓伊万里高校校歌(歌:伊万里合唱団 Youtube)
伊万里高校の選手・応援団に対してはインターネット上にも好意的な投稿が多数寄せられていました。印象に残ったコメントをご紹介します。(管理人)
1.「大阪桐蔭対伊万里 最終回の9回表 伊万里の応援の迫力やばかった。 最後までこんな盛り上がりの伊万里すごかったです。」
2.「私は桐蔭が好きでいつも応援しているんですが、伊万里と戦えてこれもご縁です 。~略~ 応援団の凄さと最後の追い上げも感動しました。伊万里さんありがとうございました。」
3.「アルプスめっちゃ応援いてて感動した(๑˃̵ᴗ˂̵) 代打前川一球くん (名前がいい)が打って2点目が入った9回表、相手チームだけど思わずわぁぁ〜って立ち上がってママ友と喜んだ。高校野球ってほんといいですね。」
4.「一塁側から見ていた大阪人が三塁側に行けば良かったと思ってしまうほどに引き込まれました 終盤はむしろ伊万里が押していた感じさえしましたねぇ 終盤に2得点、しかもエラーや四球絡みなどの他力本願ではなくしっかりと打っての2得点は素晴らしかったです( ´ ▽ ` ) 記念に伊万里の校名入りボールを買わせて頂きました」
5.「私は福岡です。抽選で大阪桐蔭さん、「嘘やろ」と思いましたが、選手・応援団共、最高の場所で最高の相手に、最高の思い出ができたと思います。 選手もスタンドも初の甲子園。 初々しい姿に感動の涙。」
6.「なんか伊万里かっこいい 最後まで諦めないチームって めっちゃかっこええ。」
第90回記念センバツ高校野球大会、伊万里高校対大阪桐蔭高校戦を応援してきました。
バス移動組は伊万里を日曜日の午後8時に出発し、途中、兵庫県内のサービスエリアで3時間ほど待機した後、甲子園球場近くの駐車場に午前10時頃到着。
3塁側アルプススタンドには全国から3千人を超える伊万里高校応援団が集結し、プレイボールを待ちます。
試合は、優勝候補筆頭で多くのドラフト候補選手を擁する大阪桐蔭打線の猛攻を受け、序盤から大量失点を背負っての苦しい試合展開となりました。
しかし、選手と応援団は決して諦めません。
やがて、チャンスは巡ってきます。終盤の8回と9回にそれぞれタイムリーヒットでホームベースを駆け抜けたときには、スタンドは興奮のるつぼ。まるで勝ちゲームのような盛り上がりでした。泣いている人もいます。
スコアは2対14。大差がつきましたが、大会連覇を目指す王者を相手に、ひるまず、最後まで果敢に攻めた選手たちを誇りに思います。感動をありがとう。(管理人)
九州のお酒と言えば、一般的に焼酎のイメージが強いようですが、佐賀県では日本酒がよく飲まれ、銘柄も多数あります。中には海外のコンテストで1位になった銘柄もあるほどです。もちろん伊万里にも、美味しい日本酒の蔵元があります。
さてこの週末、佐賀県鹿島市で日本酒のイベントが開催されます。『鹿島酒蔵ツーリズム2018』は鹿島市の6つの酒蔵の蔵開きが行われ、試飲はもちろん、おつまみやスイーツの試食・販売などの催しが予定されています。
その他にも、祐徳稲荷神社の門前など3ヶ所でもイベントが開かれるそうです。この週末はお天気も良いようですから、お近くの(お酒が好きな)方は足を運んでみてはいかがでしょうか? くれぐれも飲酒運転にはお気をつけくださいね。(指揮者N)
なかなか咲かなかった浦ノ崎駅の桜。
今日の観察で数輪咲いているのを見つけました。よって私の独断で「開花宣言」をします。
去年より1週間から10日早い開花となりました。
よそは、どうかわかりませんが、浦ノ崎駅の場合、木によって咲き具合の個体差が大きいような気がします。
全体的にはまだまだこれからですが、来週になると最高気温が20℃を超える日が続く予報となっているので、一気に開花が進み、3月30日前後に満開を迎えるものと思っています。
今年も「浦ノ崎駅桜情報」を発信していますので、お出かけの参考にしていただければ幸いです。(管理人)
肥前さが幕末維新博覧会の開幕に合わせて、佐賀市中心部の中央大通り沿いに25体の「佐賀ゆかりの偉人像」が設置されています。
その中に、日本を代表するお菓子メーカーの創業者のモニュメントがありました。
写真の左から森永製菓の創業者、森永太一郎(伊万里市出身)、そして右が江崎グリコ創業者の江崎利一(佐賀市出身)です。
この二人の他にも西洋文明の導入で佐賀藩を躍進させた名君、鍋島直正公や、「北海道開拓の父」島義勇、日本銀行本店や東京駅などを設計した辰野金吾、内閣総理大臣に2度就任し、早稲田大学を創設した大隈重信など錚々たる人物が点在しています。
郷土の偉人に思いを馳せながら、佐賀の街を散策をしてみるのも面白そうです。(管理人)
うららかな休日の午後、伊万里少年少女合唱団の発表会が、市民図書館ホールで開かれました。今年は4人の団員が全員、高校と小学校をそれぞれ卒業ということで、次のステップへの旅立ちの春。プログラムにもそんな彼女たちにぴったりの、春らしく希望に満ちた曲目が並びます。少人数ながらもしっかりとしたハーモニーが会場に響き、子どもたちの成長が伝わってくる歌声でした。
中盤にはゲストの井関るみさんによるフルートの演奏があり、会場に一層の華やかさが加わりました。井関さんは演奏だけでなく、トークにも魅了されます。
少女たちの春風のような歌声を耳に残しつつ、帰り道で見上げた桜の枝先には、ほのかに色づいた蕾が開花を待っていました。草木も人も、希望の花開く春です。(指揮者N)
ホンダのスーパースポーツカーと言えばNSX。
1990年に発売された初代NSXは3年先まで予約が入るほどの人気車種で、県内ではホンダ・ベルノ店で販売されていました。
そして2016年。満を持して、第2世代のNSXが誕生しました。
パワートレインは大出力エンジンと3基のモーターを搭載する最新型のハイブリッドシステムです。
そんな新型NSXが、ホンダカーズ佐賀南部バイパス店で展示されるという情報をキャッチしたので、先週末、立ち寄ってみました。
デザインは近未来的でカッコ良く、1m21cmという低い車高に驚きました。
ナンバーが付いていないので、公道を走らせることはできませんが、車内の雰囲気や座り心地を体験することはできます。
価格は驚きの2,370万円!夢とロマンはかき立てられます。(管理人)※展示期間3/3~3/18
世の中には、名言というものがたくさんあります。それは偉大な人の言葉でもあり、時にはふとした言葉が心に染みることがあります。
以前、ドーナツ屋さんに立ち寄った時、テーブルの上のプレートにこんな言葉が書いてありました。
『怒りながらドーナツを食べるのは、難しいね』
なるほどなあ、と納得した言葉でした。美味しいものを食べたら、人は怒れなくなります。
さて、最近目にした名言は、作家・ミュージシャンの辻仁成氏のツイッター。落ち込んだ息子さんへの言葉だそうですが、一部だけを紹介します。
『ストレスの原因と名前をトイレットペーパーに全て書き出し、大で流せ。大だ!』
私も落ち込んだら、そうしようと思った名言でした。(指揮者N)
今回、オペラ『カルメン』から2曲を取り上げるので、インターネットで情報を探していた時のこと。「カルメン」と打ち込んで検索していると、目に留まったのが「カルミン」。それは、明治製菓が大正時代から販売していたお菓子の名前でした。2015年に生産・販売が終了したので現在は入手できませんが、ミントの清涼感が懐かしいお菓子です。
さて、今度はカルメンのアリア「ハバネラ」を調べていると、出たのは激辛の香辛料の「ハバネロ」。一時はギネスブックに載ったくらいの唐辛子ですから、辛いものが苦手な私などは絶対口にできません。
カルメンとカルミン、ハバネラとハバネロ、一文字違いでいずれも似て非なるもの。しかし、どちらも食品名に繋がったのは面白いなと思いました。ちなみに、ハバネラに似た「ババヘラ」というものもあります。意味を知りたい方は調べてみてください。面白いですよ。(指揮者N)
以前のブログにも書きましたが、今年の定期演奏会の企画ステージはテーマが「オペラ」。6月の本番に向けて、練習も少しずつ進んでいます。
さて、日本を舞台にしたオペラの代名詞とも言えるのが、プッチーニ作曲の『蝶々夫人』。長崎を舞台にした物語は、最後は悲しい結末で幕を閉じますが、1904年の初演以来、100年を経た現在もなお世界中で演奏される作品です。長崎のグラバー園には、蝶々夫人を演じたオペラ歌手、三浦環を記念した像があります。近くには作曲者プッチーニの銅像もあるそうです。オペラに取り組んでいる最中なので、興味が湧いてきます。
そろそろ気候も良くなり、ドライブにも出かけたくなる季節。蝶々さんが長崎の港を指差す姿の像に、定演の成功をお願いに行こうかと思う今日この頃です。(指揮者N)
日本に12人しかいない職業、それはプロ野球の監督です。
そのうち2人が、昨シーズンから佐賀県出身者というすごい状況になっています。広島の緒方監督(鳥栖市出身)と西武の辻監督(小城市出身)です。
この両チームによる県内で初めての対戦(オープン戦)が、3月3日、みどりの森県営球場(佐賀市)で実現しました。
知事の始球式で始まった試合は大変盛り上がり、約1万人の観客はプロの華麗なプレーに酔いしれました。
3回には、広島の鈴木誠也選手が放った2点本塁打が、外野の芝生席で応援していた私の近くに飛び込み、見事キャッチした人は大変な喜びようでした。
あと1カ月で始まるペナントレース。今度は両チームが日本シリーズで対決してくれることを期待しています。(管理人)
ここ数日は全国的に猛烈な春の嵐が吹き荒れ、昨夜は伊万里市内で停電になった地域もありました。
そんなときに役立つのがランプ。ラジオで紹介していた、ツナ缶ランプを作ってみました。上面の中央付近に鋭利な道具で穴を空け、ティッシュペーパーでこより状に作った芯を差し込みます。
中の油が浸透してきたら完成。火を着けるとほのかな灯りが浮かび上がります。予定では30分くらいは燃え続けるはずでしたが、10分程で鎮火してしまいました。恐らく芯の作り方に問題があったのでしょう。
なお、使用後のツナは美味しく頂くことができるので、無駄にはなりません。
非常時における照明対策として興味を持たれた方は、ぜひお試しください。(管理人)